以前、
『不思議の国のアリス・イン・パリ』を紹介した時、
イヴ・タイタスのベイジル・シリーズが
ディズニーでアニメ化されていると書きましたが、
それがこれ。

(ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント発売
VWDS-4846、2004.8.6)
原題は The Adventure of the Great Mouse Detective です。
「偉大なる ねずみ探偵の冒険」あるいは
「名探偵ねずみの冒険」とでも訳すのかな。
でも邦題は、事件依頼者であるオリビアが
タイトル・ロールということに(藁
1986年製作。日本公開は1989年だそうです。
封入チラシには「イブ・タイナス」と
誤植されているし(苦笑)
字幕や吹替えでは「バジル」になってるし、
(まあ Basil なので、間違ってはいないんですけど)
ジャケ裏の原題表記は間違ってるしで、
(でも、The Adventure of のない資料もあり。Wiki もそう。
映画本編のタイトル表記にはあるんですけどねえ)
問題がなくもない商品の作りですが、
中味は最高に面白かったです。
舞台は1897年のロンドン。
おもちゃ屋の主人であるオリビアの父親が
さらわれるシーンがアバン・タイトルで、
そのあと、ワトスンにあたる
ドーソン医師のナレーションで始まります。
ベーカー街を訪ねる途中で
道に迷ったオリビアと出会ったドーソンは、
オリビアと一緒にバジルの家を訪れます。
ドースンはアフガニスタンから帰ってきたばかり
という設定で、今回がバジルとの初顔合わせ。
バジルは会った途端に
最近アフガニスタンから帰ってきたばかりで医者だね
とドースンの素性を言い当てる。
ホームズものお馴染の場面ですが、
アフガニスタンから帰ってきたんだと言うシーンは
ドイルの原作『緋色の研究』をふまえており、
マニアならニヤリとさせられるところでしょう。
その他、バジルに協力する(?)
犬の名前がトビーだったり、
ホームズ・マニアへのくすぐりが随所にありますね。
オリビアの話を聞いたバジルは
誘拐犯の素性から、
犯罪界のナポレオン
ラティガンが絡んでいると見抜くのですが……
ラティガンって有名みたいで、
女王や、女王の即位60周年の来賓たちにまで
知られています。
いいですかね、犯罪界のナポレオンが
そんなに顔を知られていて(藁
事件自体は他愛もない陰謀ですし、
推理の面白さよりアクションがメインですが、
アメリカなどは子ども向きだといって手を抜かないので、
決まり文句で申し訳ないのですが、
大人の鑑賞に充分耐えられる絵作りになっていて
(ただし、子ども向きだと切って捨てる大人も
いるとは思いますがw)
感心させられました。
人間のおもちゃ屋の場面や
船員相手の酒場のレビュー・シーン、
最後の最後の時計塔での一騎打ちなど、
いずれも見事なものです。
特に酒場でのレビュー、キャラはねずみですが、
子ども向きとは思えない雰囲気で、
ラグタイム風の音楽も素晴しい。
音楽がヘンリー・マンシーニですから、
当然といえば当然でしょうけど。
最初に吹替えで観たんですが
バジルの声を当てているのは青野武(藁
ドースンは永井一郎。
ラティガンは宝田明、なんですが、
この内、オリジナルのラティガンの声は
なんとヴィンセント・プライスです。
これにはびっくり。
メイキングには
ヴィンセント・プライスのインタビューもあって、
またまたびっくり。
ちなみにメイキングによれば
CGとセルとを併用しているようで、
時計塔のシーンは
スピルバーグの映画のような迫力になったと思う
とアニメーターが嬉しそうに話してました(藁
その時計塔のシーンは、宮崎駿の
『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)の
時計塔のシーンをパクったもの
だとも、いわれているようですが、
観た印象からすれば別ものという感じです。
時計塔アクションって、
ひとつのパターンになっちゃった
という気がしてる現在だからこそ、
そう思えるのかもしれませんが。
(そういえば『劇場版 仮面ライダーW』も
クライマックスは時計塔のようなイメージが……)
これはオススメです。
ホームズ・シリーズが好きな人は
2倍楽しめます。
公開当時観なかったのが悔やまれますが、
『オリビアちゃんの大冒険』じゃあ、
イブ・タイタス原作のホームズ・パロディだとは
気づかないよなあ(藁
『不思議の国のアリス・イン・パリ』を紹介した時、
イヴ・タイタスのベイジル・シリーズが
ディズニーでアニメ化されていると書きましたが、
それがこれ。

(ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント発売
VWDS-4846、2004.8.6)
原題は The Adventure of the Great Mouse Detective です。
「偉大なる ねずみ探偵の冒険」あるいは
「名探偵ねずみの冒険」とでも訳すのかな。
でも邦題は、事件依頼者であるオリビアが
タイトル・ロールということに(藁
1986年製作。日本公開は1989年だそうです。
封入チラシには「イブ・タイナス」と
誤植されているし(苦笑)
字幕や吹替えでは「バジル」になってるし、
(まあ Basil なので、間違ってはいないんですけど)
ジャケ裏の原題表記は間違ってるしで、
(でも、The Adventure of のない資料もあり。Wiki もそう。
映画本編のタイトル表記にはあるんですけどねえ)
問題がなくもない商品の作りですが、
中味は最高に面白かったです。
舞台は1897年のロンドン。
おもちゃ屋の主人であるオリビアの父親が
さらわれるシーンがアバン・タイトルで、
そのあと、ワトスンにあたる
ドーソン医師のナレーションで始まります。
ベーカー街を訪ねる途中で
道に迷ったオリビアと出会ったドーソンは、
オリビアと一緒にバジルの家を訪れます。
ドースンはアフガニスタンから帰ってきたばかり
という設定で、今回がバジルとの初顔合わせ。
バジルは会った途端に
最近アフガニスタンから帰ってきたばかりで医者だね
とドースンの素性を言い当てる。
ホームズものお馴染の場面ですが、
アフガニスタンから帰ってきたんだと言うシーンは
ドイルの原作『緋色の研究』をふまえており、
マニアならニヤリとさせられるところでしょう。
その他、バジルに協力する(?)
犬の名前がトビーだったり、
ホームズ・マニアへのくすぐりが随所にありますね。
オリビアの話を聞いたバジルは
誘拐犯の素性から、
犯罪界のナポレオン
ラティガンが絡んでいると見抜くのですが……
ラティガンって有名みたいで、
女王や、女王の即位60周年の来賓たちにまで
知られています。
いいですかね、犯罪界のナポレオンが
そんなに顔を知られていて(藁
事件自体は他愛もない陰謀ですし、
推理の面白さよりアクションがメインですが、
アメリカなどは子ども向きだといって手を抜かないので、
決まり文句で申し訳ないのですが、
大人の鑑賞に充分耐えられる絵作りになっていて
(ただし、子ども向きだと切って捨てる大人も
いるとは思いますがw)
感心させられました。
人間のおもちゃ屋の場面や
船員相手の酒場のレビュー・シーン、
最後の最後の時計塔での一騎打ちなど、
いずれも見事なものです。
特に酒場でのレビュー、キャラはねずみですが、
子ども向きとは思えない雰囲気で、
ラグタイム風の音楽も素晴しい。
音楽がヘンリー・マンシーニですから、
当然といえば当然でしょうけど。
最初に吹替えで観たんですが
バジルの声を当てているのは青野武(藁
ドースンは永井一郎。
ラティガンは宝田明、なんですが、
この内、オリジナルのラティガンの声は
なんとヴィンセント・プライスです。
これにはびっくり。
メイキングには
ヴィンセント・プライスのインタビューもあって、
またまたびっくり。
ちなみにメイキングによれば
CGとセルとを併用しているようで、
時計塔のシーンは
スピルバーグの映画のような迫力になったと思う
とアニメーターが嬉しそうに話してました(藁
その時計塔のシーンは、宮崎駿の
『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)の
時計塔のシーンをパクったもの
だとも、いわれているようですが、
観た印象からすれば別ものという感じです。
時計塔アクションって、
ひとつのパターンになっちゃった
という気がしてる現在だからこそ、
そう思えるのかもしれませんが。
(そういえば『劇場版 仮面ライダーW』も
クライマックスは時計塔のようなイメージが……)
これはオススメです。
ホームズ・シリーズが好きな人は
2倍楽しめます。
公開当時観なかったのが悔やまれますが、
『オリビアちゃんの大冒険』じゃあ、
イブ・タイタス原作のホームズ・パロディだとは
気づかないよなあ(藁