『スーパー戦隊 VS シリーズ』の
『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』
前編 BATTLE 20(10月17日放送)と
後編 BATTLE 21(10月24日放送)を、
まとめて鑑賞しました。

以下ネタ割りあり。
それだけでなく、長くなっちゃいました。
深謝m(_ _)m


自分がVSシリーズをリアル・タイムで観始めたのは
ガオ・ハリからですが、だからでしょうか、
ハリケンが絡む二本は両方とも出来がいい!
と思ってます。

アバ・ハリの場合は、
長澤ファンのツボを突く演出が多いのと、
高田聖子演じるおぼろさんがキーパーソンとなって、
あたかもガオ・ハリとの2部作であるかのような
錯覚を感じさせるところが秀逸です。

脚本は前川淳、監督はお馴染、渡辺勝也。

渡辺監督はハリケンの
劇場版のメイキングにも出てくるので
何となくお馴染な感じがするのです(^^ゞ

アバ・ハリのオープニング、
DVDだと、東映の三角マークが出た後、
それが街の東映ショップ?のマークと重なる
という面白い映像が出るんですが、
当然ながら地上波テレビではカット。

VS シリーズとはいいながら、
単なる共演で終わるパターンが多い
と思っていたので、ハリ・ガオもアバ・ハリも
きちんと両戦隊を対立させているのが
最初観た時、印象的でした。
今回はいきなりロボット戦でVS状況。

何か変な玉出した、というらんるの台詞が好きです。

生きていたウェンディーヌとフラビージョ、
福澄美緒さんのよく動く表情が見物ですね。

でも、前編最大の見どころは
七海・一鍬のスペインでの絡み(^^)v

闘牛のチケを手に入れた一鍬に
牛はパス! というシーンなんて、
本編観ていないと意味通じませんがな(藁

でも、本編観ていた視聴者には
チョー・ウケているのではないかと思います。

あと、七海にスペイン語を喋らせているのは、
この頃、奈央ちゃんがNHKのスペイン語会話で
レギュラー生徒役をやっていたことをふまえたもので、
Vine con shu shu?(という綴りだと思いますが)
という台詞を初めて聞いた時は、大ウケしました。

もちろん、撮影は日本でやっているんでしょうが、
ハリケンジャーたちが世界を股にかけて活躍している、
世界中に忍風館のOBがいるというテレビの設定を
実際に見せてくれたのも、嬉しかった記憶があります。

七海と一鍬が同じ国にいるというのも、
本編のストーリーをふまえたものでしょうが、
粋な脚本だと思いましたね。

ちなみに、
「任務中は私語は厳禁でしょ」という七海の台詞、
「厳禁」が「現金」のアクセントで聴こえます。
これは最初に観た時から
ずーっと気になってました(^^ゞ

続いて、邪忍イーガのおとりが、
アバ・ハリの変身機能を奪い、
生身の戦士たちと戦うシークエンスがいいですね。

変身しない素顔でのアクションが多いのが、まずいい。

中でも、やっぱり
奈央ちゃんが絡むチームの演出は図抜けていて、
ロープとジャイロ手裏剣という
吼太とのコンビネーション攻撃もいい上に、
なんといってもウケるのが、三条クラッシュ(藁

ちなみにおとりのイーガが
赤・白・青のマフラーをしているのは、
『仮面の忍者赤影』をふまえていると聞いた時は、
特撮オールド・ファン向けのくすぐりに
感心してしまいました。

で、本物のイーガと
岩舟山で対峙したところで前編終了。

ゴセイジャーの面々のコスプレ、
七海の衣裳はハイドが着てました。
ハイド、足ほそっ!(藁

エリとモネが
フラビとウェンディのコスプレをしていたのは
やられました。

てっきりアグリとモネが
霞兄弟をやるものだと思ってました。
GJ!(藁



後編の見どころは、おぼろさんの
スペシャルやからなあ、という台詞です。

DVDのメイキングでも
渡辺監督と菊池亘カメラマンが、
恐竜やのシーンを撮り終えた後、
お互い気に入っているのは
おぼろさんの台詞をいう場面
ということで意見が一致してました(藁

そう、DVDには特典映像として
メイキングが収録されているんです。

これは、奈央ちゃんのファンは必見だと思います。

あと、完成披露試写会舞台挨拶も収録されていて、
アバレキラー仲代壬琴の最終回での決め台詞が聞けます。

こちら↓で、ご覧くださいまし。

$圏外の日乘-爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー
(東映・販売、東映ビデオ・発売 DSTD-02313、2004.3)

地上波放送の後編、変身後のバトルでは
ハリケンブルーが「よゆぽんだよ」と言う場面とか、
ハリケンジャーたちがダイノガッツを送る場面とか、
長澤ファンにとっての見どころは多いのですが、
ひとつ気になるのは、奈央ちゃんの髪、
ものすごーく茶色い(苦笑)

初めて観た時から気になってたんですが、
何でなんでしょうね?(藁

髪といえば、鷹介演じる塩谷瞬の髪形も
初めて観た時はすっごい違和感がありました
(今回観ても、やや違和感あり【藁

後編では、エンディング・テーマでの
メンバーの衣裳チェンジにも注目!
といいたいところですが、
これはスロー再生で観ないと
あっという間で分かりにくい。

個人的には趣向倒れだと思ってますが……


ところでちなみに
黎明の使徒リジェを演じた鈴木かすみは、
おジャ魔女キッズでどれみを演じたりもしていて、
『しにがみのバラッド。』にもゲストで出ているので、
個人的には非常に印象に残ってます。

その彼女も、今は大学生なのだとか。うーん(遠い目)

そういえば、アバレンの音楽を担当したハネケンこと
羽田健太郎も故人になってしまいました(遠い目×2)

後編のゴセイジャー・メンバーのコスプレは、
エリが仲代壬琴でした。
敵だけど、敵じゃないって、
エリを演じるさとう里香は
知ってるんでしょうかね。

知ってるかな(藁