前回ふれた「リフキン方式」ですが、
これは、ジョシュア・リフキンという
アメリカのキーボーディスト&音楽学者が
バッハの合唱曲を演奏する際に採った方法です。
従来の研究では、合唱曲の場合、
各声部3人ずつというのが定説だったのに対して、
(これは今もスタンダードな解釈のようです)
リフキンはいろいろと考証した結果、
合唱パートは各声部1人という説をとなえました。
そしてその説を証明するため(?)に
各声部1人(ソプラノのみ2人)による
演奏コンサートを実際に開き、
さらには録音までしてしまったのです。
その際、器楽演奏部分も
ヴァイオリンを除き各パート1人という
(ヴァイオリンは2人)
総勢20人の小編成でして、
その、最小編成による演奏を収めたCDがこれ。

(ワーナーミュージック・ジャパン WPCC-4831~2、1992.5.25)
レーベルはノンサッチ。
録音は1981年12月~1982年1月です。
バロック音楽のガイド本を読んで
リフキンのそういう演奏があることを知った時、
古楽器による演奏ということもあり、
興味を引かれて、探して購入したものです。
(後にスリムケースの再発廉価版も出ました)
バッハのミサ曲 ロ短調 BWV232
通称〈ロ短調ミサ曲〉ないし〈ロ短調〉は
レオンハルトによる演奏を聴いて以来、
自分のお気に入りの曲で、
いっとき、ロ短調のいろんな演奏を
買いあさったものですが、
このリフキンの演奏はすごかった。
四声部で歌われる合唱の各パートが1人なので
(ソプラノのみ2人)、
声部の絡み合いがクリアなのですが、
そういうことより何より、
まるでマンハッタン・トランスファー
(アメリカのジャズ・コーラス・グループです)
の演奏を聴くような面白さが感じられて、
しばらく愛聴していました。
この盤でロ短調を初めて聴くのは
どうか、とも思わないではないのですが、
小編成好きにはたまらない(苦笑)
超オススメ盤です。
これは、ジョシュア・リフキンという
アメリカのキーボーディスト&音楽学者が
バッハの合唱曲を演奏する際に採った方法です。
従来の研究では、合唱曲の場合、
各声部3人ずつというのが定説だったのに対して、
(これは今もスタンダードな解釈のようです)
リフキンはいろいろと考証した結果、
合唱パートは各声部1人という説をとなえました。
そしてその説を証明するため(?)に
各声部1人(ソプラノのみ2人)による
演奏コンサートを実際に開き、
さらには録音までしてしまったのです。
その際、器楽演奏部分も
ヴァイオリンを除き各パート1人という
(ヴァイオリンは2人)
総勢20人の小編成でして、
その、最小編成による演奏を収めたCDがこれ。

(ワーナーミュージック・ジャパン WPCC-4831~2、1992.5.25)
レーベルはノンサッチ。
録音は1981年12月~1982年1月です。
バロック音楽のガイド本を読んで
リフキンのそういう演奏があることを知った時、
古楽器による演奏ということもあり、
興味を引かれて、探して購入したものです。
(後にスリムケースの再発廉価版も出ました)
バッハのミサ曲 ロ短調 BWV232
通称〈ロ短調ミサ曲〉ないし〈ロ短調〉は
レオンハルトによる演奏を聴いて以来、
自分のお気に入りの曲で、
いっとき、ロ短調のいろんな演奏を
買いあさったものですが、
このリフキンの演奏はすごかった。
四声部で歌われる合唱の各パートが1人なので
(ソプラノのみ2人)、
声部の絡み合いがクリアなのですが、
そういうことより何より、
まるでマンハッタン・トランスファー
(アメリカのジャズ・コーラス・グループです)
の演奏を聴くような面白さが感じられて、
しばらく愛聴していました。
この盤でロ短調を初めて聴くのは
どうか、とも思わないではないのですが、
小編成好きにはたまらない(苦笑)
超オススメ盤です。