第38話から最終回の第50話まで
一気に観終わりました~(疲れた…)。

第38話では、ラブが
いつもと違う変身パターンを披露するという、
マニア目線のくすぐりもありましたが、
クローバーボックスを拾った(もらった)
少女へのフォローが欲しい感じ。

第39話「ケンカは禁止?沖縄修学旅行!」
(脚本:成田良美、演出:松本理恵、作監:青山充)は
ラブと大輔の関係を描いた
ギャグ+甘酸っぱいエピソード編で、楽しめました。
さすが、どれみで活躍してた
成田さんの脚本だけのことはあります。

でもシーサーを、フラットなアクセント
(ユーザーと同じアクセント)で発音するのは
やめようよ( ̄▽ ̄)

第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」
(脚本:伊藤睦美、演出:座古明史・黒田成美、
 作監:伊藤智子)は
ラブの母親がソレワターセになるホラー編。
定番ともいえる偽者ものですが、家族が偽者になる話、
プリキュアではなかったような気がします。

特に、鏡の世界に閉じこめられた
ラブの母親をせつなが救うという話で、
鏡の中にも入っていけるのかと、びっくり。
(ウルトラセブンのバド星人の話を思い出した
 て、古いなーw)

これにかぎらず、せつな=パッションの持つ
アカルンの力で瞬間移動できるという設定、
かなり効果的に使われてたエピソードが
第4クールでは多いという印象です。

第42話からは、ほぼ連続エピソードで、
当時の視聴者は、さぞ気を持たされたことだろうと
想像させられました。

特に、第45話
「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」
(脚本:前川淳、演出:黒田成美、作監:奥山美佳)は
最終決戦のためにラビリンスに向かう前に
親たちに正体を明かしてから行こうとする話で、
これは今までのプリキュアにないパターンです。

これって、明らかに平成ウルトラのノリですよね。
『ガイア』や『メビウス』を連想しました。

のちに管理国家ラビリンスの人々から応援され、
キュアエンジェルへとパワーアップするあたりも、
『ティガ』のキリエル人との戦いを連想しましたし、
やっぱりフレッシュプリキュアは、かなり
平成ウルトラ・テイスト入ったシリーズだと思います。

最終回はお約束、
強敵が現れるたびにパワーアップするという
クライマックスのつるべ打ちで、
続けて観てると疲れましたが(苦笑)
総統メビウスの正体が人間ではなく……
というあたりで、今度のプリキュア、
ファンタジーというよりSFになっちゃいましたね。

小さいお友達たちは、
設定に付いていけたのかいな、と思いつつ、
サウラー、ウエスラーの扱いも面白く、
(ゴウライジャーの復活を連想させましたがw)
管理国家のくせに管理が甘いな~
とかツッコミつつも、
楽しく観終わりました。

結局悪いのは、機会や人間以外の生物、
という終わらせ方も、
う~ん、な気がしますけど(藁

最終回は例によって尺が足りない感じで、
せつなが新生ラビリンスに戻るのはいいんですけど、
だったらラブの両親との愁嘆場が欲しかった。

シフォンもタルトと一緒に戻りましたが、
これまた、今までの経緯からしても、
ひと愁嘆場、あってしかるべきでしょう。

また、正体明かして帰って来たわけですが、
これは四つ葉町の一部の住人の秘密なんでしょうか?
これまで、現代の日本社会で
プリキュアが活躍していたのに、
いきなりいなくなって、
みんな(特に小さいお友達は)どう思ったのか。
4人の変身能力はどうなったのか。
そこらへん、いっさい無視の最終回でした(藁

でも、まあ、
今までのシリーズでいちばん好きですよ、
『フレッシュプリキュア!』。

さあ、次は、ようやく
『ハートキャッチプリキュア!』だあ!