昨日は、テアトル新宿に寄ってから
国会図書館に、調べものにいって参りました。

なぜにテアトル新宿なのか。
それは土曜日までのお楽しみ
(分かる人には分かる【藁 )

さて、以前、図書館前のオブジェとして
ベンチに座るブロンズ女性を
紹介しましたが(2009年6月16日アップ)
実はもうひとつ、オブジェ
(てか、モニュメント?)があります。

それがこれ。

$圏外の日乘-風景の舞奏_2010.02.22

題して「風景の舞奏」

$圏外の日乘-風景の舞奏_銘板

「舞奏」は「まいそう」と
読むんじゃないよね、やっぱ。
それだと湯桶(ゆとう)読みになるし。
「ぶそう」と読むんでしょう、きっと。

制作者の彫刻家・松永勉(1948~ )は、
ステンレスによるモニュメントが
得意技の方のようです。

ステンレスの「彫刻」っていうと、
なんか変な感じがするんだけど(藁

「舞奏」というのは形からもきてるんでしょうが、
それだけでなく、
ステンレスの表面に周りの風景が——
例えば雲の流れや風に揺れる木々や、
通りすがる人々の動きなんかが映りこんで、
舞っているように見えること(狙い?)からも
名づけられたのでしょう。

あと、風が吹いて
中央の空間を通り抜けたりすると、
それなりに音が鳴るのかもしれませんね。

永田町だと、若干周辺の音の方が
勝っちゃう気がしますけど。

上の写真は昨日のものですが、
下の写真は昨年の6月に撮ったもの。

$圏外の日乘-風景の舞奏_2009.06.01

遠くから見ると、周囲に溶け込んでいる感じが
よく分かるのではないかと思います。

映りこんだ風景に動きがあったり、
太陽の光を反射したりすると、
不意にその存在を示したりする
わけです、かね。


ちなみに「奏で」とタイプしたら、
奈央ちゃんの歌が聴きたくなっちゃいました。
犬みたいだなー(藁