アグネス・チャンのブログが
アメブロで始まったということで、
かつて(今も、かな【^^;ゞ )
ファンだった人間としては、
遅ればせながら、ぜひ書いておきたい!
ということで、
アグネスのレコードの話題です。

ちなみに、敬称略です。
かつてのファンとしては、
「アグネスさん」とか
「アグネスちゃん」というより
(てか、これだとダジャレっぽいしw)、
「アグネス」という方が、しっくりくるので。

最初に買った
(というより、親に買ってもらったw)
シングル(SP)は『草原の輝き』でした。
当時、レコード大賞新人賞の候補になったので、
というような理由だったと思います。

でも、個人的に非常に印象に残っているのは
(これはお小遣いで買った……おんなじことですがw)、
2枚組のアルバム(LP)『はじめまして青春』でした。

$圏外の日乘-はじめまして青春(LP)
(ワーナーパイオニア L-5511~2W、1975.12)

これは、親戚のお兄さんからもらった
ステレオ・プレーヤーで、
それこそ擦り切れるくらい(死語w)
何度も何度も聴きました。

幸い、いまだ擦り切れていませんが(藁

ちなみにこれ、CD化されてます。
CDを店頭で観た時は、目を疑い、
慌ててレジに走ったものでした。

$圏外の日乘-はじめまして青春(CD)
(ワーナーミュージックジャパン WPC6-8086~7、1994.12.21)

当時のアグネスのアルバムには、
本人のオリジナル曲のほかに、
海外のポップスが入っていたりしました。
当盤にも
オリヴィア・ニュートンジョンの
「そよ風の誘惑」Have You Never Been Mellow
カーペンターズの「プリーズ・ミスター・ポストマン」
なんかが、アグネスの歌唱で吹込まれています。

もともと香港でポップスをカバーしていたのですから、
不思議ではないのですが、
このアルバムを買ったときは小学生ですから、
そんな事情はつゆ知らず、
洋楽などもつゆ知らず(素朴でした……)、
なんでシングル・カット曲がこんなに少ないの~
とか思っていたのも、
今となっては恥ずかしい思い出(遠い目)

おかげさまで、「そよ風の誘惑」は
今でもカラオケで英語で歌えます(苦笑)

イルカの「海岸通」も、
アグネスの歌で聴いたのが
初めてなんだよなあ(しみじみ)

アルバムのB面には、
後に柏原芳恵がカバーする
「ハロー・グッドバイ」が入ってます。
中学の時、これはいい曲だといったら、
ビートルズの曲と間違われたのも、
今となっては、いい思い出(苦笑)

CDのタスキにあるように
「ニューミュージックファンに
圧倒的に支持されていた」のは、
ティンパンアレーのメンバーが
加わっていたからだと思いますが、
今、ライナーを見たら、
ハイ・ファイ・セットが
バック・コーラスを担当しているので
びっくり(今ごろ気づいたw)。
山下達郎や大貫妙子、
ムーンライダーズの椎名和夫も
バックコーラスで参加しているし。

荒井由実(松任谷由実)が
「白いくつ下は似合わない」を作曲したのは
有名(?)なんでしょうけどね。

ある世代の人には、このすごさ、
分かると思うんですけど、
ポップス事情をよく知らない自分は、
実はあまりよく分かってません(苦笑)

だって、アグネスのファンだったんだもの。

昔は、シングル・カットされた曲以外は
なんだかなあ、と思ってましたが、
今では、みんな愛おしい。

「♪湘南電車をローセキにして」なんて、
今の人には(たぶん)意味不明な歌詞も
(当時の自分にも意味不明w)
ノスタルジアな香りがして好きです。

分かりますか、ローセキって何か(藁

で、収録されている中でいちばん好きなのは、
アルバムA面の、最初と最後の
「思い出をあける鍵」「思い出をしまう鍵」
だったりします。

小学生のころ、
こういう額縁スタイルの
コンセプトの曲を聴いたのは
初めて、ということもありますが、
それはそれとして、
「♪古びたレコードが」
という歌い出しを聴くたびに、
いろんな思いが押し寄せてきて、
涙せずにはいられないのです。