グレン・グールド(1932~1982)といえば、
いまだカリスマ的な人気を誇るカナダのバッハ弾き。

もちろんバッハ以外も弾いてますが
(モーツァルトのトルコ行進曲の演奏が
 かーなーり挑発的w)、
バッハの鍵盤曲の録音が多い。

代表作は、衝撃のデビューを飾った
『ゴールトベルク変奏曲』1955年録音盤(写真左)と
白鳥の歌となった
『ゴールトベルク変奏曲』1981年再録盤(写真右)。

圏外の日乘-グールドの2枚のゴルトベルク
(左:CBS・ソニー 28DC 5245、1989.6.21
 右:CBS・ソニー 22DC 5543、1989.9.21)

何度も形を変え、リマスタリングされ、
再プレスされてますんで、
CD番号とか発売年月日とか書いても、
あまり意味がない感じですけど、
ま、お約束ということで。

先日こちらで御案内の
『レコ芸』5月号の特集「新編 名曲名盤300」では
81年盤が、レオンハルトの76年盤を押しのけて
第1位に選ばれてました。
ちなみに55年盤が第3位。

もはや、ゴルトベルクといえばグールド、
グールドといえばゴルトベルク、てな感じでして、
バッハ好きを公言するからには
一度は聴いておかなくちゃなりません(苦笑)

自分はどちらが好きかといわれれば……
う~ん、その時の気分次第かなあ。
グールドのうなり声が聞けるから55年盤、とか、
録音がいいから81年盤、とかね。
全然、芸術的に評価してやいません(藁

ジャズな感じがお好きな方は、
まず55年盤から聴いてみると、いいかもしれません。