圏外の日乘-音楽雑誌3種

所用で出かけた際、
山野楽器の書籍コーナーを覗いたのが運の尽きで、
手許不如意なのに買ってしまいました orz

雑誌は見て、欲しいと思った時に買わないと、
二度と買えない、目にしないことが多いことを、
何度も経験的しているからなんですが……

『レコード芸術』は若干趣旨が異なりますが、
3冊ともバッハ絡みですから、
バッハ好きとしては無視できませんでした。

さっと記事を見た限りでは
『音楽の友』5月号(67巻5号)の特集が
いちばんよろしい。
33ページしかありませんが
(33ページ「も」ある、というべきか w)、
キーワード構成でバッハ演奏家、バッハ楽曲と用語、
バッハ時代の楽器、バッハの生涯が紹介されていて、
復習するにも予習するにも、すこぶる便利です。

79ページには、先日こちらにアップした
曽根麻矢子のインタビューも載ってます!
(囲み記事で短いですが)

そうなんだよね~、
このゴールデンウィークに開かれるイベントに
参加するんだよね~。
行きたいな~(遠い目)

『レコード芸術』5月号(58巻5号)と
『音楽現代』5月号(39巻5号)は、
いってみれば、
バッハのお勧めディスク(演奏家)紹介特集
といえそうですが、どちらも
あまりにも保守的なセレクト、といった感じがします。

特に『レコ芸』!(と略すみたいですよw)
10人の選者があげたベスト3を集計する
というやり方で、トップをほぼ
カール・リヒターとグレン・グールドが占める
というのは、集計のマジックとはいえ、
いかがなものか、と
バッハしか聴かないバッハ好きには思えてしまう。

リヒターとグールドがすごいのは分かるけれど、
リヒターが指揮とチェンバロを担当する
『音楽の捧げ物』がトップという結果には、
頭がクラクラしてきました。

『ブランデンブルグ協奏曲』も『管弦楽組曲』も
リヒターの指揮したディスクがトップって(遠い目)

やはり自分の趣味は〈圏外〉のようです(藁