アリイのサンダーバードからリンカーンに改修中です。




サンダーバードとリンカーン、同じフォードの姉妹車なので全体的な雰囲気は似ていますが、
違いを少しずつ改修していきます。





目指すはリンカーン.マークⅳ、アリイのーサンダーバードと同じ72年型でこの世代の初期型です。





まずはフェンダーから、アーチが小さく張り出しも貧弱です。





実車はかなりのオーバーフェンダーです。





削る部分の目安になるように黒サフを吹いて、上方向に1mmかさ上げして
張り出し部分はサイドのプレスライン消えない程度に削り落としました。





前後共にかさ上げしたフェンダーアーチとボディーサイドにボリュームを持たせるために
かすかにあるプレスラインにプラ棒を貼り付けました。





続いてフロント周りです。
手始めにグリル部分の邪魔になる部分を切り落としました。




鬼門なのがフロント周りの複雑な造形もですが、ヘッドライトカバーの筋彫りです。





造形をしやすく、筋彫りをしなくて良いようになるべく別パーツで作る事にしました。





フードに接着しましたがノコギリの厚みの分幅が狭くなっています。




段差がなくなるまで削ってからプラ板を貼り、フードのラインに沿って削っていきます。
接着部分の補強にもなりますね。





これでフードのチリが合いました。グリル周りの造形は思案中です。





リアエンドもスムーズなラインのサンダーバードに対して、




リンカーンは両端が突出しています。




パテを盛る土台となるプラ板を貼り付けましたが、ここでも筋彫りが消えてしまうと面倒なので、




切り離しました。これで筋彫りが消えてしまう事を気にせずパテを盛れます。

それでは。