マスクと、会社や世間に蔓延する妖精さんの関連話です。
職場に、いつもガバガバのマスクをして
ずり落ちて鼻の穴が露出したり
頬のところが浮いてスッカスカだったり
というユミさんがいました。
喋るときも何故かマスクを前に引っ張って隙間を開けます。
みんなそれが気になっているので、上司であるじゅりあは思い切って言いました。
ユミさん、マスクのサイズが合っていないんじゃない?
小さいサイズのマスクも売っているから
無理に会社支給のを使わなくてもいいのよ。
実際、会社支給のマスクを使っていない人は大勢います。
ユミさんは、大きいのは大きいし
小さいのは小さいし
私にあっているサイズが無いんです
と言い訳をしました。
あら、それじゃ私の使っているこの韓国製のマスクを試してみたら?
アインズに売っているわよ。
隙間が開かなくて、とってもいいわよ。
ユミさんはスマホで検索し
楽天で同じタイプのステキな韓国マスクを
200枚も買いました。
そして
このマスク息が苦しいです
隙間がないから!
当たり前でしょう、隙間があるマスクは
なんの意味もないのよ
空気も花粉もウィルスも入るのが自由なんだから、怖いでしょ。
隙間がなくなって安心ね、
これが普通なの、みんな我慢しているのよ
スカスカのマスクたくさんあるから使いたいです
(会社のマスクじゃなかったっけ)
犬の散歩のときにでも使ってね。
外ならユミさんの自由だから。
会社はね、妖精が出ているのだから、
わかるでしょう?
ユミさんは素直に毎日韓国マスク。
とってもステキな模様の。
いいなー私もほしいわ〜今度買うわ。
でも今日、別の人にこう言っているのを知りました。
息の苦しい韓国マスクを200枚も買ったので
仕方なく使っているんですよー!
私は風邪一つ引かない免疫の強い体なので、絶対に妖精になりません。
だから大丈夫なんです、マスクがユルユルでも。
ほーう。
毎日優しくニッコリ
笑顔で話しかけているというのに
まじょを怒らせるつもりかしら。
いや、もう知らんて。![]()