今日、息子の中学校の卒業式が行われた。
昨日の暖かさとは違い、午前中は少し肌寒い天気であった。
受付をすると、卒業証書授与式要覧とともに息子が作成した
自分史が入っていた。あらためて息子がこんなに成長したんだ
なぁと思う感慨深いものだった。
卒業式がはじまり卒業生の入場。入学した時はまだ幼かった
子供達が立派に見えた。
卒業証書授与。一人一人の名前が呼ばれ、校長先生より卒業
証書が手渡された。私も同じ中学の卒業生。24年前に私も同じ
この体育館で卒業証書をもらった事が甦る。
その後、来賓祝辞。今回、来賓の中に先日の東北地方太平沖
地震で親類の安否が不明となっている方がいた。祝辞の中で、
卒業生に『生きていることの有難さ』を切に感じて欲しい
と話しして頂いた。
その後、在校生の送辞に続き、卒業生の答辞があった。
3年間の思い出を語るなかで、卒業生全員での歌があった。
その歌は、
『名づけられた葉』
という歌だった。
私は全く知らない曲であったが、はじめて子供達が歌っている
のを聞き、すごく胸をうつ素晴らしい曲だと感じた。
卒業式の最後に歌ったのが、
『旅たちの日に』
という曲。この曲は埼玉県秩父市の中学校の校長先生と教諭が卒業する
生徒達の為に、記念になる世界に一つだけのものとして作った曲である。
先生方と卒業生の合唱が体育館中に響き渡るなか、「あぁ、この子達が
この学び舎を巣立っていくんだなぁ。これから色々あるけれど、しっかり
自分を見失うことなく前へ進んでいくんだよ」と心の中でエールを送った。
式は本当に素晴らしいものであった。
この子供達がこれからの日本をつくっていく。
今のこの気持ちを忘れるな!
周りには必ず君達を支えてくれる人がいる、助けてくれる仲間がいる!
だから、心配せず
前へ一歩一歩進んでいけ!