「将来的には人口を減らす方法を見つけることが課題となる。

もちろん私たちは処刑をしたり収容所を作ったりといった(露骨な)ことはできない。

彼らにそれが彼ら自身にとって良いことであると信じ込ませることで彼らを間引いていくことになる。

私たちはそのために何らかの事象を起こしたり探したりすることになる。

例えば一部の人を標的としたパンデミックや、経済崩壊、高齢者に悪影響を及ぼすウイルスなど。

まあそれは大した問題ではない。

どのみち弱者や恐れる者は(ネタが何であれ)それに屈服するからだ。

愚か者はこの事象を信じ込み、なんとかして欲しいと乞うだろう。

そこで私たちは解決策となる治療法を差し出す。

こうして馬鹿どもの選択は彼ら自身によって行われ、彼らは自らの判断で屠殺場へと向かうことになる。」

 

ジャック=アタリはユダヤ系フランス人の経済学者である。

以前、紹介したことがあるのだが覚えているだろうか?

今回のコロナ騒動の最中、ジャック=アタリのこの言葉がネット上で注目を集めた。

まさに見事な「Problem(問題)」「Reaction(反応)」「Solution(解決)」である。

なんとも恐ろしい・・・・・。

しかも、ジャック=アタリはこの言葉を1981年に自身の著作で述べたというのである。

1981年といえば、43年も前のことである・・・・・。

だが、しかし、ちょっと待って欲しい。

ジャック=アタリは本当にこのようなことを書いたのだろうか???

単なるネット上の「デマ」だという可能性はないのだろうか???

 

 

こちらの「リトマス」というサイトによれば、1981年のジャック=アタリの著作にこの言葉は書かれていないそうである。

あまりにもインパクトが強すぎて、あやうく信じてしまいそうなった・・・・・。

ジャック=アタリは将来起こることを予告している、と噂されているので、この言葉も本当だと思ってしまった・・・・・。

ネット上の情報には注意して接する必要がある、という良い一例である。

・・・・・。

もっとも、「リトマス」というサイトも本当のことを言っているか怪しいのだが・・・・・。

(ネット上の情報だからね!)