「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」を書き、漫画の神様と呼ばれている人です。

↓手塚治虫

 

1989年に亡くなったので、けっこう昔に活躍した人ですね。

スタジオジブリの宮崎駿にも影響を与えたようです。

高校生世代にはあまり馴染みがないかもしれません。

数限りないほどの名作を生みだし、寝る時以外はいつもペンを握って漫画を描き続けていたそうです。

そんな手塚治虫ですが、不思議な話があります。

彼の書いた漫画が未来を予言した、というのです。

以下の画像をご覧ください。

 

「六月十四日午前八時頃 東北一帯にマグニチュード7.5の地震発生」と書いてあります。

実際に2008年に発生した 「岩手・宮城内陸地震」 は、 6月14日午前8時43分頃に岩手県と宮城県中心の東北一帯で発生し、マグニチュード7.0でした。

これをうけて某ネット掲示板では、「手塚治虫すげー。」などの書き込みが殺到しました。

まぁ、これだけなら偶然かもしれませんよね。

ところがさらに驚くようなことが起こったのです。

以下の画像をご覧ください。

 

これは1972年から1973年にかけて漫画雑誌に連載された「サンダーマスク」のワンシーンです。

覆面をかぶった女性が

「オミクロンオミクロン!きょうこそきょうこそわれらが楽園を!」

「この世は人間がふえすぎこのままではほろびまする」

「あなたのおちからでこの地上を改造しあらたなる楽園をきずき上げさせたまえ」

と言っています。

オミクロンといえば、デルタとならんで有名になった新型コロナの変異株の名称ですね。

Twitterを中心としたSNSでは、「手塚治虫の予言がまたもや的中した!」とちょっとした騒ぎになりました。(といっても、かれこれ1年以上も前のことですが。)

私も全部信じているわけではないですが、漫画や小説の内容が未来の出来事を言い当てる、ということはあるかもしれません。