ロック自叙伝 その193 1971 Wings5 | ロック古典主義

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 ロック自叙伝 その193

 

 マッカートニーは、この8小節のコード・シーケンスをそのまま

り返すのではなく、大胆な半音階的なピアノ・ランを加える。 

Paul McCartney and Wings, 'Live and Let Die' (1973) | The Top 10 James ...

 さらに Bbmajorのちょっとエキゾチックな和音の後、ポールは 

リスナーにDmajorへの期待を与える。彼は家のkeyが届くまで、 

長い間待たせたまま裏切る。これがこの曲の肝に違いない。 

Maybe I'm Amazed / Soily • 7" Single by Wings

 ポールマッカートニーは精神の崩壊を経験した後で、世界で唯一信頼できるのは妻のリンダだと感じた、ビートルズが解散する直前の1969年に”Maybe I'm amazed”を書いた。 

 ビートルズ後の彼の偉大な曲の1つと見なされている。 Paul McCartney's eight favourite songs of all time

 この曲はリンダマッカートニーのために書かれたもので、1970年にファースト・ソロ・アルバム『McCartney』に収録された。 

 この曲はアルバムへの生ぬるい評価にもかかわらず、批評家から絶賛され、ジョージハリスンによって2つのハイライトの1つとして引用された。George Harriosn of the Beatles plays in Germany on the band’s 1966 tour ...

 スタジオヴァージョンは、完全なエンディングではなくフェード 

で終わっていたが、ポールは後にエンディングを作曲し、スタジオではリンダのコーラス以外は全部ひとりで録音したという。 

 「こんなに才能があったらビートルズはやっとれんやろな。」

 「ビートルズはロックバンドではなかったわね。」

   1991年製Orville by Gibson Les Paul Standard LPS L/H左用左利レフトハンド/レスポール/ギブソン ...