2891日目のドラドラドラホ~⁉
ドラゴンフリークの皆さんお待たせしました。2891日ぶりの単独首位です。ほんま長かったあ。
その後もドラゴンズの勢いが止まらない。中日は17日のヤクルト(バンテリン)に2―0で競り勝ち、貯金6。3291日ぶり9年ぶりにリーグ一番乗りで10勝に到達した。
投手を含めた防御力は本物で、12試合連続2失点以内の球団記録(10年9月)に並んだ。これで16試合を消化し、30失点。もちろん12球団最少で、2点取れば勝てるという最強モデルが構築されつつある。チーム防御率1・74はリーグトップに躍り出た。
好事魔多しとはよく言ったもので、攻守の要として快進撃の象徴であった高橋周平内野手(30)が故障した。不安な気持ちを抱いた
「恐竜の日」の17日、故障で戦線離脱した高橋周に代わって三塁に入ったオルランド・カリステ内野手(32)が決勝打を放った。 12試合連続2失点以下を記録した投手力に加え、層が厚くなった野手陣も要所で奮闘。”強竜の日”を印象付けた。
両チーム無得点で迎えた6回。2死から中田が四球を選ぶと、続く細川が左翼フェンス直撃の二塁打を放って、チャンスメーク。これはライナーでフェンス最上部にあたる強烈な打球のため中田は生還できず2,3塁。バンテリンドーム以外であれば完全にホームランなのに中日は2塁打が多くなる。
それにしても細川は涌井が投げると良く打つ。それはなぜなのか涌井は大飯ぐらいの細川の食事スポンサーだからです。
去年まではここで終わるところが、右脚負傷のため抹消となった高橋周平に代わって三塁でスタメン出場したカリステが、レフト前への2点適時打を放った。
投手陣は先発・涌井が5イニング5安打無失点と好投。開幕からの連続無失点を17イニングと伸ばして、21年の13イニングを超える自己最長とすると、防御率0.00はリーグトップ。後を受けた斎藤、清水、松山が無失点リレーでつなぎ、最後はマルティネスが締めた。マルティだけは亡命せんといてほしい。
リーグを席巻する立浪竜の快進撃。今年のドラゴンは大逆襲するぞと期待はしたがここまでやるとは恐ろしい。貯金6は2020年10月28日以来、4年ぶり。リーグ10勝一番乗りは9年ぶり。
2年連続最下位から上位を狙うチーム操縦法”立浪ノミクス”には3本の矢がある。1本目はフロントと一体となった中田獲得。2本目は内野の堅実な守り。3本目は体調マネジメントとなる。
体調マネジメントは田中らへの措置。亜大時代に国指定の難病・潰瘍性大腸炎で大腸を全摘出している背番号2を、練習日は全体メニューから外している。トレーニングよりも休養。試合前のシートノックにも入らなくていい。
「田中幹也はほかの選手と体が違いますから。彼にしか分からないこともある」。優先順位をつけてグラウンドへ送り出す。
スーパープレイを連発していた高橋周が「右外側ヒラメ筋損傷」と診断されて登録抹消となって暗雲が立ち込めたたものの、代役のカリステが決勝タイムリー。立浪和義監督(54)も「周平の代わりにスタメンで即結果が出た。周平の離脱しばらく頑張ってくれないといけない選手。」と一安心。さらなるフレッシュなメンバーが続々とスタンバイOKとなっている。
右肩の炎症のため二軍で調整中の岡林はこの日のくふうハヤテ戦(ナゴヤ球場)に「3番・右翼」で出場し、4打数3安打3打点1盗塁と大活躍。「キャンプから今日までバッティングで自分の思い描いていたものとちょっと違ったものが多かったが、今日はいい感じにできた。これを継続したい」と竜のヒットメーカーは手応え十分。「今日も守備機会があって投げたが問題なかった。試合に出続けて反動もあると思うので観察しながらやっていきたい。やれることをやるだけだと思うので、あとは呼ばれるか呼ばれないだけ」と一軍復帰への思いを語った。もう岡林と石川は自力で這い上がるしかないようです。
井上二軍監督は二軍戦後にバンテリンドームに向かい、岡林ら〝待機組〟の昇格時期について立浪監督と話し合ったとみられる。二軍では高橋宏や石川昂も爪を研いでいる。昨季のレギュラーたちが加われば、チームの勢いはさらに加速しそうだ。
まだシーズンの1割余り過ぎただけなのに、クライマックス進出も夢物語ではなくなったのではないでしょうか。