「自然と共に生きる」「サステナブルな村づくり」
そんな言葉に憧れて、彼の発信を追ってきた人も多いはずです。
けれどある日、彼が発した言葉に、私は強い違和感を覚えました。
「小屋が風雨で壊れてしまったので、修理を手伝ってほしいです。支援金も募っています。」
……ちょっと待ってください。
自称「村づくりの達人」や「ストローベイル建築の提唱者」を名乗るなら、
本来、風雨に耐えうる基本的な設計・施工能力があって当然ではないでしょうか?
にもかかわらず、自分が建てた小屋がたった数年、あるいは数ヶ月で壊れてしまう。
それに対しての技術的反省や検証もなく、ただ「手伝って」「お金ください」と訴えるだけ。
言ってしまえば、
**「建築に失敗しました。責任は取りません。だから助けてください」**という話です。
理想と現実のねじれ
さらに問題なのは、彼がこれまで発信してきた理想の数々です。
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自給自足
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自立型ライフスタイル
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依存からの脱却
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お金に頼らない暮らし
どれをとっても、人に資金や労力を求める姿勢とは完全に矛盾しています。
理想だけを語り、実際の生活や建築がその理念に追いついていない。
ロマンと現実の距離があまりにかけ離れているのです。
消えた実績、語られない責任
ストローベイルハウス、自然建築、村づくり…。
一見するとすごそうな言葉が並んでいますが、調べてみると驚くほど実績が見当たりません。
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施工事例の詳細なし
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満足した顧客の声もなし
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建築過程の透明な記録もなし
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クレームや修復の報告もなし
あるのは、写真映えする理想の言葉と、繰り返し壊れる建物だけ。
あなたはそれでも信じますか?
なぜ彼は繰り返し壊れるものを作り、繰り返し支援を求めるのか。
なぜ誰一人として「この人に頼んでよかった」と言わないのか。
一度、冷静に考えてみてほしいのです。
それでもあなたは、この人物を信じ続けますか?