いつも同じパターンでやられる原因を分析してみた | 柔道が足りてない!

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昨今、柔道人口の減少が深刻みたいなので、皆様にちょっとでも興味を持って頂けるような柔道ネタなど書いて行ければと存じます。

柔道の乱取り稽古で意外と陥りがちな状況として、同じ相手にいつも同じパターンでやられてしまう、といった事があるかと思います。

 

小生も、上記のような状況にハマっていたのですが、やられる原因について考えてみたところ状況が好転した例がありましたのでシェアしたく存じます。

 

小生が陥っていた状況としては、

・いつもやられているのは、自分より体格で上回る相四つの相手。

・組み負けて苦しい体勢になり、一か八かの接近戦を挑んで、返り討ちに合うというのが負けパターン。

 

いつもやられる状況を上記のように書き出してみると、どこが悪いのか考えをまとめやすくなる気が致します。

 

小生の場合、組み負けて苦しい体勢になり、焦って体格で勝る相手に無理な接近戦を挑んでいたのが失敗の原因と考えました。

 

そこで、組み負けた際に焦って技を掛けようとするのではなく、まずは凌ぐ事に注力したところ、奏功したのか同じパターンでやられる場面が減りました。

 

上記のケースだと、「凌ぐ事に注力する」という対策が巧くいきましたが、対策案を試してみたものの巧くいかない場合だってありますし、現時点での自分にできる手札の中には良い対処法が無い事もあり得るでしょう。

 

そのような場合であってもトライアル&エラーで良い対策案を探す、或いは自分の手札を増やすために新しい技や体捌きを練習する、といった試行錯誤が、柔道稽古の醍醐味のひとつだと感じます。