パラリンピックの注目選手(重量級) | 柔道が足りてない!

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昨今、柔道人口の減少が深刻みたいなので、皆様にちょっとでも興味を持って頂けるような柔道ネタなど書いて行ければと存じます。

パラリンピック、開幕致しました。

柔道競技は8月27日(金)~8月29日(日)の、3日間の日程で開催されます。
 

 

2021年8月29日(日)

◆70kg級
小川 和紗(おがわ かずさ)選手

今回初出場の若手選手です。

左組み。この階級としては小柄ですが、それを逆に生かして相手の懐に潜り込む左右の背負投が得意技。また、小外刈などの足技も巧みです。

 

 


レニア ファビオラ ルヴァルカバ アルヴァレス選手(メキシコ)

北京で銀メダル、リオで金メダルを獲得しています。

右組み。小外刈などの足技で崩しておいて大外刈や肩車などの大技に繋げてきます。


◆90kg級
廣瀬 悠(ひろせ はるか)選手

北京100kg級5位、リオは90kg級で出場。
57kg級の廣瀬 順子選手の旦那さんです。

右組みから、外巻込、大外巻込などの技を繰り出します。

また、ブラジリアン柔術黒帯との事で、寝技も対応できます。



ヴァヒド ノウリ選手(イラン)

左組み。長身の選手で、切れ味鋭い内股はインパクト抜群です。


◆70kg超級
土屋 美奈子(つちや みなこ)選手

北京パラに52kg級で出場し、5位入賞。
右組み。本来は内股、払腰が得意ですが、元々52kg級だった事もあり、超級の中では非常に小柄なため、大きい相手対策に担ぎ技も練習してきているとの事です。


ワン ホンユ選手(中国)
往年の中国女子重量級を彷彿とさせる大型選手。

右組みで、内股や払腰を得意とし、相手の中途半端な技は巨体を浴びせるように隅落で返してきます。


◆100kg級
松本 義和(まつもと よしかず)選手

シドニー銅メダル、アテネ12位、以降はパラ代表を逃していましたが、何と59歳にして東京パラ代表に選ばれました。

右組み。大外刈、払腰などが得意技です。

是非とも、年齢は関係無いというところを見せてほしいです。
 

 

 

クリストファー スケリー選手(イギリス)

長身の選手で、長い手足を生かした横三角や、腕挫十字固などの寝技が巧みです。

 


◆100kg超級
正木 健人(まさき けんと)選手

ロンドン金メダル、リオ銅メダル。
左組み。巨体を利しての払腰を得意としています。

天理大の出身で、相手としっかり組み合って勝負する天理の柔道で金メダル奪還が期待されます。

 

 

モハマドレザ ヘイロラーザデー選手(イラン)

超級の中でもひときわ大きな選手ですが、巨体からは想像付かないほど軽快に動き、足技で崩してきます。

また、左右どちらでも組む事ができ、捨て身技で引き込んでおいてからの寝技など、器用な選手です。