2019ラグビーW杯東京大会の予選リーグ組合せが決まった。
日本はA組で、既に出場が決定している国ではアイルランド、スコットランドが同じA組で、残る2か国は欧州予選代表と欧州・オセアニアプレーオフ勝者であり、まだ決定していない。
大方の予想ではルーマニアとトンガorサモアが有力とのことだ。
この組合せに日本代表関係者は喜んでいるらしいが、何故そんな気分になるのか私にはサッパリ分からない。
確かにニュージーランド・オーストラリア・南アフリカの南半球3強や、エディ・ジョーンズ率いる好調イングランドと当たらないのはラッキーだったが、アイルランドは世界ランク4位でありスコットランドは5位。いずれも11位の日本代表より格上である。
またサモアやトンガのようなオセアニア勢はフィジカル優位で、日本代表は昔から苦手としていた。
ルーマニアはよく知らないが、決して侮れないと見る。
下手すれば前々回までのように予選ゼロ勝に終る可能性だって十分にある。
サッカーW杯ブラジル大会の時も、予選の同組がコロンビア・ベルギー・コートジボワールに決まり、楽勝ムードが蔓延したことは記憶に新しい。
本田・長友・香川ら欧州組は、優勝を目指すなどと口走って舞い上がっていたが、結果はご覧の通りである。
相手がどこであれ、周到な準備と死に物狂いの気迫でぶつかるしかない。日本代表は弱いということを全員が肝に命じて謙虚に立ち向って初めて活路が開けると見る。
前回予選3勝の活躍は、エディ・ジョーンズのお蔭であり、彼はもういないことを忘れてはならない。
iPhoneからの投稿