10日前に東京でも開花が宣言されたが、その後寒い日が続いたため満開には程遠い状況にある。
しかし来週の土日では遅過ぎて、大半が散ってしまう可能性が高い。
今日は比較的暖かく少しは蕾も綻んでいるようなので、近場で「花見その1」を楽しむこととした。
行先は新宿御苑。ネットで調べると他の花見名所に比べてやや開花が進んでいること、好きなしだれ桜がほぼ満開であるためだ。
今日は大木戸門から入場。日曜日でもあり相当な人出である。半分は外国人観光客ではなかろうか?
先ず目に付くのはソメイヨシノ。小林秀雄はソメイヨシノを低級な桜と切捨てているが、花見の定番であることは確かだ。
白っぽく大振りの花弁が印象的な大島桜。
濃いピンクな花が目立ったので近寄ってみたら桃の花だった。太宰治が好きな花だったそうだが、可憐な中にも芯の強さを感じる花だ。
お目当てのしだれ桜。嬉しいことに満開である。しだれ桜と言えば京都・醍醐寺が有名だが、関西を離れて以降再訪の機会がない。そろそろ行きたいものだ。
ソメイヨシノよりも小ぶりで、濃いピンクの花は高遠コヒガンザクラ。本場高遠では遅咲きの花だが、東京ではもう満開である。
更に鮮やかな紅が印象的な陽光。メジロだろうか、沢山の鳥が群がっていた。花の甘い香りに誘われたのだろう。
来週はタイミングが合えば佐倉城址に足を伸ばそうと思っているが、満開かどうかは天気次第。まずは今日、今年の花見が出来たのは良かった。
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