このところ毎日の寒暖の差が大きく、職場でもインフルエンザに罹ったりして体調を崩す人も出て来ている。
そろそろ梅も蕾を綻ばせているが、「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」の句の通り、暑さ寒さの一進一退を繰り返しながら春に向かって行くのだろう。
今日は雑事から解放されてフリーな土曜日、今まで行きそびれていた大丸東京店で、福袋で買ったスラックスの裾直しをしたり、ちょっとご無沙汰していた本屋で新刊書のチェックをしたりと自由に過ごした。
今は中村隆英の大作「昭和史(上・下)」に取組んでいるが、次に読もうと2冊買い求めた。
トランプが大統領に就任して、世界が一挙に混迷を深めてきた今日、日米同盟を基軸として来た我が国にパラダイムシフトが起ころうとしている。
また完全リタイアもそう先のことではなくなった私自身の来し方行く末を静かに考えるヒントが欲しいという気持ちから選んだのがー
「新版 現代と戦略」(永井陽之助著 中公文庫)と「学生との対話」(小林秀雄著 新潮文庫)である。
混迷の世だからこそ先人達の見識に学びたい。
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