4月14日、熊本を震源地として発生した地震は何と震度7を記録した。東日本大震災から5年、ようやく一区切りと思っていたら、今度は九州で予想外の大きな地震が発生した。
マグニチュード6.5は今やそれ程大きな感じはしないが震度7は凄い。その中で死者9人というのは、勿論亡くなった方にはお気の毒だが、震度の割に犠牲者が少なかったのでホッとした。
しかし人間が考える程、自然は甘くない。16日の未明に再び大地震が熊本地方を襲った。
震度は6強だが、マグニチュード7.3と14日を上回る規模で、余震ではなくこちらが本震だという。
西南戦争の際に西郷軍の猛攻にも耐えた熊本城までが、倒壊の危機に晒されている。阿蘇大橋も崩落した。死者も40人を超えるに至った。
本震・余震を問わず、熊本県内でも常に大きい震度が報じられている宇城市には私の高校時代の恩師が在住されているのだが、無事にお過ごしだろうか?昨年の還暦同窓会で元気なお姿を見せておられたが、高齢ゆえ心配である。
これから明日に掛けて九州では風雨が強まるとの予報が出ているが、相変わらず余震が断続的に発生しており、土砂崩れなどの二次災害・三次災害が懸念される。
東京からニュースを見守るだけで、何も出来ないことがもどかしい。せめて余震が収まるのを祈るばかりである。
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