金曜日の夜、上野の国立西洋美術館でカラヴァッジョ展を観た後、久々に御徒町の寿司幸を訪ねた。
流石に8時半を回っていたので店の外の行列はなかったが、一階・二階ともほぼ満席と相変わらずの人気を誇っていた。
はじめから熱燗で行くこととし、先ずはこの店の名物の「ネギトロ」を注文する。
初めてこの店を訪れた客はこのネギトロのボリュームに驚くが、味も負けていない。海苔で巻いて頬張ると、マグロの旨さが口一杯に広がる。
今日のイチオシは「タイラ貝の炙り」。他のお客は刺身のままで食べたり、握りで食べたりしている。無論それも美味いが、貝の旨みが凝縮される炙りはまた格別である。
次はシャコの握り。この日はシャコが良く出ており、ラストをゲットした。
いつもは握ってもらう数の子昆布は、この日はおつまみで頂いた。
牡丹海老と穴子の握り。どちらも寿司の醍醐味を味合わせてくれる。大体この辺で締めとなるのだが、もう少し欲しくなり、奈良漬巻を所望した。
これが仲々の優れものであった。沢庵巻や牛蒡巻にはない、キリッとした味わいは癖になりそうである。
これにお銚子3本、〆て二人で8000円ほど。コスパ抜群であるが、味も水準以上なのが嬉しい。
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