今年の回顧シリーズ最終回は日本酒・グルメ編。先ずは日本酒から。
私は酒の味が判ると自惚れてはいない。ウンチクを語る気もない。ただ自分の感覚で美味いと感じる酒を飲みたいだけである。
そんな私が今年のベストに挙げるとすれば、岐阜・杉原酒造の「射美」である。何せ年間6000本しか出荷しない、日本一小さな酒蔵を任じている蔵が送り出すこの酒は、珍しい濃厚甘口が特徴である。それでいてキレがあり後味サッパリの逸品だ。来年も何とか1本は確保したいものだ。
次点は射美同様、滅多に手に入らない銘酒として近年評価がうなぎのぼりの「花浴陽」。残念ながら自分で入手したのではなく、料理屋で飲んだだけだが、こちらも華やかな味わいが印象に残った。
この酒、埼玉は羽生市、南陽醸造の産である。
グルメの方は今年はサッパリだった。どうも新規開拓が滞っている。来年こそは和・洋・中それぞれで名店を開拓したい。残念ながら今年のベストに挙げられる店は思い付かなかった。
ということで、今年のグルメはパティスリーから、代々木上原の「アステリスク」に決定した。
調布の名門パティスリー「スリジェ」の看板パティシエ和泉光一氏が代々木上原に開いた店のイチオシは、モンブランクレメである。
和栗をふんだんに使ったモンブランは甘さ控え目で、ボリューミーな外見と異なり軽みがあって腹にもたれることはない。
日本酒にしてもグルメにしても、健康を維持出来ていることが前提の話である。来年も健康に留意して、大いに飲み、かつ食うことを楽しみたい。
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