スコットランド戦雑感 | アンクルコアラのブログ

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昨日のスコットランド戦は残念だった。南アフリカ戦の歴史的勝利から中三日で臨んだ試合、やはり疲労はかなり残っていただろうし、相手は緒戦でしかも「日本侮るべからず」と相当な気合を入れて来ている。

如何に上げ潮のエディーJAPANとは言え、勝ち味は薄かったと言うべきか。

それでも前半はドライビングモールでトライを決めたし、スピードに乗った相手を押し出した五郎丸のセービングをはじめ、魅せる場面は少なくなかった。

しかし後半は攻守に粗さが目立ち始め、反則の繰り返しやインターセプトなど、エディー率いるチームらしからぬプレーが多くなった。

はたから見るとスコットランドはかなり前のめりになっており、押し込まれながらのパス回しではなく、背面へのキックなど距離を保つ戦い方が有効だったように思える。

まあ選手の皆さんは百も承知だっただろうし、素人が思う程簡単なものではないのだろう。ただ後半はスコットランドを慌てさせる局面が皆無に等しかったのは極めて残念だ。

しかし、ここからエディーJAPANのW杯が始まったとも言える。

マスコミや俄かラグビーファンのボルテージは一気に下がり、平常心を取り戻すチャンスである。

これから対戦するサモアや米国も決して楽な相手ではない。南アフリカのことはもう忘れて、休養をしっかり取りつつ作戦を練る好機が来たと理解したい。

マスコミでは早くも「残り試合を全勝しても決勝トーナメント進出は困難」などと報じている。

そんな星勘定ばかりに目が行くような俄かは放って置いて、眼前の敵に注意を集中させ、全力で戦って欲しい。

メンバーについては若干注文したい思いもあるが、そこは選手一人ひとりを熟知しているエディーを信じよう。

それにしても10月3日の夜は、日本vsサモア、南アフリカvsスコットランド、イングランドvsオーストラリアと好カードが連続する。眠っている場合ではないようだ。



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