エディー・ジョーンズ率いる日本代表チームのベスト8入りが掛かるラグビーW杯ロンドン大会が始まった。
先ずは一次予選を勝ち抜かなければならないが、JAPANの属するB組は世界ランク第3位の南アフリカをはじめ、スコットランド、サモア、アメリカが居て、その中で2位までに入るのは相当ハードルが高い。
さてJAPANの緒戦は対南アフリカ戦。本来の実力からすれば、とても勝負にならない程の差があると見られた。
9月19日深夜のBS生中継は、前半で0-50などの大差が付いたら寝ようと思っていた程、気楽に構えていた。
しかしそれはエディーJAPANに失礼というものだった。力押しで突進して来る南アに対して、突き刺さるような低いタックルと素早いパス回しで対抗し、試合開始から互角の戦いを展開している。
後半になってもJAPANの運動量は落ちない。寧ろ南アの方に焦りが見えて、反則を繰り返すようになった。試合は一進一退だが、JAPANが押しているように見えた。
あっという間にノーサイド1分前となり、3点ビハインドのJAPANに、敵陣ゴール前で南アが反則を冒した。
五郎丸のPGでドロー結着で良しと思ったが、リーチ主将はあくまでトライー勝利を目指した。
その執念が見事ヘスケスの逆転トライに結実した。これまでW杯ではジンバブエにしか勝っていなかったJAPANが、優勝候補に勝利したのである。
「歴史的勝利」「大金星」などの言葉が踊るが、この勝利が先行きの日本ラグビーに与える影響は計り知れない。
国民の休日にしろとは言わないが、9月19日をラグビー記念日にして、この快挙に思いを馳せるイベントを開催するのはどうだろうか?
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