先日新宿小田急の日本酒コーナーで見つけ、迷わず買ったのが「春鹿 封印酒」である。春鹿そのものは奈良の地酒で関西では定評があり、私も何度も飲んでいる。
しかし封印酒と言うのは初めて見た。
家に帰って調べて見ると、日本名門酒会というところが責任を持って認定・封印した純米吟醸酒であり、まだ5銘柄しかないそうだ。
茹でた空豆とホタテの刺身をアテに、この封印酒を味わってみる。酸味はあまりなく、華やかな味わいは我が家の好みである。やや甘口かと思われるが切れ味もあり、食中酒としてイケる。
限定発売ということだから、まだ残っているかどうか分からないが、もう一本頂きたいところである。
黄色の帛紗を開けると、奈良にちなんだラベルが目に飛び込んでくる。銀色に輝く意匠は、正倉院御物の螺鈿をモチーフにしたものだとか。
仲々会社を休むことも難しいが、古代史ファンの私としては今年は少なくとも1回は奈良にも行きたいものだ。
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