獺祭39

久し振りに日本酒の話題。今日帰宅すると家人も買い物から帰ったばかりである。珍しくスーパーの鮮魚売場に私の好物タイラ貝の刺身があったので、買ったと言う。

タイラ貝は刺身で食べるよりも、軽く炙って海苔で巻くと旨味が濃くなる。となると、日本酒の出番だ。

家のストックから出して来たのは「獺祭 純米大吟醸 三割九分」である。

獺祭は年々売上げが落ちている日本酒の中にあって、珍しく大いに売上げを伸ばしている銘柄で、居酒屋でも品切れが続出している。

山田錦を磨きに磨いた、フルーティーなワイン感覚の口当たりが海外でもブームを巻き起こしているそうだ。

私の家にある獺祭は、家人の父君から頂いたもので、山田錦を39％まで磨いた純米大吟醸である。獺祭では23％まで磨いた「獺祭23」が有名だが、獺祭39も充分イケる。爽やかな吟醸香はタイラ貝の旨味をよく引き立て、暫し至福の時を過ごした。

今日のアテのタイラ貝。仲々お目に掛からない。

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