久々にお酒の話題ー寒紅梅 | アンクルコアラのブログ

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日本酒、ラグビー、美術展、日本古代史、その他ランダムに雑感を綴って行きます。気まぐれなので更新は不定期かも?

このところブログがスポーツと芸術の話題に偏りがちである。(政局や世相の話はあるが、鳩山某など殆どろくな話でない。)

一方最近話題としてはご無沙汰しているのが「歴史」「読書」そして「日本酒」である。

「歴史」は確かに今ホットな発見がないからだが、ターゲットを選定中であり、そのうち出て来よう。

「読書」は、結構精力的にいろんな本を読破しているのだが、書評を書く気がしない駄作だったり、面白かったが内容が重くて上手く読後感を整理出来ていないものがあって、ブログでは取り上げるに至っていない。もう少し整理出来たら書こうと思っているのが、最近文春文庫に復刻版が刊行された、小林秀雄の「考えるヒント 1~3」である。

今年のセンター試験に小林秀雄の文章が出題されたために、現代国語の平均点が大きく下がったという。確かに難解であるが、さすが戦中戦後の論壇をリードした知性の巨人である。その内容は深く、些かも気を抜いて読むことができない。これほど脳を鍛えられる文章に出会ったのは何時以来であろうか。おって「私の本棚」シリーズにて紹介するのでお楽しみに。

そういう訳で今回は日本酒の話題を。私が日本酒を買うのは東京駅の中にある「はせがわ酒店グランスタ店」が多い。はせがわ酒店のブログで新酒の入荷情報を確認して買いに行くのを楽しみにしている。

そのはせがわ酒店が今年、大々的に売り出そうとしているのが三重県津市で生産される「寒紅梅」である。(蔵元はその名も寒紅梅酒造)

純米大吟醸
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こちらは純米吟醸
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純米吟醸と純米大吟醸を飲んでみたが、やはりはせがわ酒店のイチ押しだけあって華やかで美味い酒だ。口開けはやや酸味が目立つが、酒肴と共に盃を重ねるにつれ味が円やかになり、酸味は気にならなくなる。最適の食中酒としてお薦めである。またあまり強く冷やすよりも、常温か少し冷やすくらいがこの酒の旨みを引き出してくれるように思われる。


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