アニメ感想 「ゴールデンカムイ 札幌ビール工場編【前編】」(ネタバレあり) | 隅の老人の部屋

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「ゴールデンカムイ」第5期の序盤をなす札幌ビール工場編の劇場先行上映です。

原作は連載完結時の無料配信を徹夜で読み倒しました。
とにかく面白かったのですが、
だいぶ記憶も薄れてきたので、
あらためてコミックスを購入しようかな、とも考えています。
アニメ版はテレビシリーズは観ていますが、
OVAを観ていません。

決意も新たに樺太から帰還したアシㇼパと杉元。
二人は一時的に土方側と手を組み、
娼婦を殺し続ける連続殺人鬼を、
刺青を持つ脱獄囚の一人として追跡します。

一連の犯行がジャック・ザ・リッパー事件の再現と見抜いた石川啄木は、
最後の犯行が札幌麦酒工場付近と推理、
杉元たちは作戦を練ります。
しかし現場には鶴見率いる第七師団や、
もう一人の刺青脱獄囚殺人鬼・上エ地、
狙撃手・尾形と彼を仇と狙うロシア兵・ヴァシリまでが加わって大混戦となっていきます。

序盤から牛山の思わず笑ってしまうほどの大暴れとか快調に飛ばして、
3話分があっという間でした。
前後編ともに70分に満たない3話分ずつなので、
どうせなら分けずに一挙上映してくれた方が嬉しかったのですが、
大人の事情かもしれません。

鶴見・土方双方とも刺青の暗号に新たな認識が生まれ、
物語はクライマックスへと向かっていきます。
最後までテレビアニメとして完結するのか、
それとも最終決戦は劇場版となるのか、
実写版の進行とともに気になるところです。