映画感想 「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」(ネタバレあり) | 隅の老人の部屋

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「呪術廻戦」はテレビアニメ版は観ていますが、
原作は読んでいません。

 

 

今回は総集編ですが、もともと5話分なのでほとんどカットはなく、
じっくりと楽しめて、
冒頭には「じゅじゅさんぽ」の新作もついています。

五条悟と夏油傑の呪術高専学生時代を舞台に、
呪術師の使命は一般の人間を守ること考えていた夏油傑が
いかにして呪術のない人間を憎み滅ぼそうと考えるに至ったか、
五条悟がどのようにして最強の呪術師となり、
呪術界の革新を考えるようになったかが描かれます。
ストーリー全体の背景を描いた重要なエピソードでした。

 

 

ヒロイン天内理子の物語は切なく衝撃的で、
伏黒甚爾の酷薄な殺し屋ぶりもインパクトがありました。
伏黒恵のルーツが描かれるのも、このパートの魅力の一つです。
残念なのは黒井美里の最期がセリフ一言ですまされ気の毒に思えたことでした。

続く「渋谷事変」はかなりの話数で描かれ、
登場人物が多くて回想シーンも挿入されるので、
原作を読んでいない人間には
ややハードルが高く感じられました。
次のシリーズが放送されるときには見直してみようと思っています。