昨日は待望の入学式でした。
最後に入学式に出席したのは、
もう42年も前の話。
あまりに昔のことで、
正直どんな様子だったか
記憶の彼方でした。
まさか、42年の時を経て、
還暦で再びこの場に立つなんて。
人生、本当に何が起こるか
分かりませんね。
学校に行くことが決まって、
最初の大きなイベント。
前日からずっと
落ち着かない心地で、
朝食の味も
あまり覚えていないほどです。
決して「緊張」とは
違うのですが、
期待と不安が混ざり合い、
どこか頭がふわふわと
浮いているようでした。
ただ、今回は、妻も一緒に
出席してくれました。
一人きりだったら、
心細かったはず。
隣にいてくれる安心感に、
心から感謝した朝でした。
家から会場までの道のりも、
悪天候の天気予報を見事に覆し
雨には降られませんでした。
晴れ男の面目躍如です!
会場に着いて驚いたのは、
その豪華さです。
昨年まで38年間いた会社の
入社式にも、立場上
何度も立ち会ってきましたが……
その比ではないほど
お金のかかった、
立派な空間でした。
新卒の若者たちは、
この華やかさにきっと
胸を躍らせたことでしょう。
僕もそれなりに
気分は上がりましたが、
そこは「大人の冷静さ」。
つい会場の設営を
隅々まで観察してしまいました。
式自体は淡々と
進んでいきましたが、
一番の山場は「校章授与」。
100人以上の学生一人ひとりに、
校長先生が校章を渡していく
という、なかなかの大儀式です。
式の時間の半分以上が
この授与に割かれ、
不謹慎ながら
少し眠くなってしまいました。
「学校で事務的に配れば、
もっと効率的なのに……」
なんて考えてしまうのは、
長年のビジネスマン生活で
染み付いた性(さが)ですね。
正直、人生経験を積んだ
この年齢になると、
よほどのことがないと
心からの「感動」というのは
難しいものです。
でも、前を見つめる
新卒の子たちの、
希望に満ちた背中。
それを見ていると、
「輝ける未来が待っているんだな」
と、少しだけ
羨ましくなりました。
理事長先生の式辞にも、
これからの若者へ向けた
力強い言葉がありました。
とはいえ、人生100年時代。
僕だって、まだまだ
立ち止まるわけにはいきません。
若い子たちのエネルギーに
良い刺激をもらい、
「僕の未来も、
もっと良いものにできるはず」
と、新たな意欲が湧いてくる。
そんな、素晴らしい式でした。
式が終わった後は、
クラスメート38名での記念撮影。
前日登校日の時よりも、
「この人たちと一緒に
学んでいくんだ」という実感が
より確かなものになりました。
まだ全員の顔と名前は
一致しませんが、
木曜日から始まる授業で、
少しずつ距離を縮めて
いければと思います。
還暦・新入生。
いよいよ、本当の
学生生活が始まります!



