今回は冬のソナタ第二の主人公サンヒョクが主題です。冬のソナタファンの皆様はご存じの事と思いますが、サンヒョクを演じたパク・ヨンハさんは数年前32歳の若さでこの世を去られています。
冬のソナタはフィクションですので登場人物を実在の人物に重ねる事はないのかもしれませんが、私にとってサンヒョクを演じられるのはもうパク・ヨンハさんしか考えられなく、追悼の意味もこめてこのような書き方にしてみました。
ユジン、チュンサンを演じる俳優についても同じようにこの人意外に演じる人は考えられない…そう思います。
架空の人物と演じる人がぴったり一致してしまうという事は監督、脚本家、俳優陣の幸運な出会いという素晴らしい事でもありますが、俳優陣にとっては今後他の役を演じる際、そのイメージを払拭していく事は大変なことかもしれません。
サンヒョクは子供の時からユジンが好きでしたが、高校生になったユジンは転校生のチュンサンを好きになってしまいます。チュンサンが交通事故で亡くなった事にされた後、ユジンの心からチュンサンがいなくなるのを辛抱強く待ち、事故から10年経ってやっと(ですよね?)ユジンと婚約します。
喜びも束の間、婚約直後に現れたミニョン(=チュンサンと同一人物)にユジンは再び心奪われてしまい、何とかユジンを引き止めようとしたりもしましたが、最終的には最愛のユジンを、ユジンの最愛のチュンサンの元へ笑顔で送り出します。
そんな優しく強いサンヒョク…、是非サンヒョクには誰より幸せになって欲しかった。
ユジンも同じ思いだったと思います。
数日間、冬のソナタにまつわる物語はお休みしますが、次回は私が一番好きな、ユジンの男前なエピソードに基づいて書いてみたいなと思います。
立春を過ぎ、空気は冷たいものの、日差しは輝きを増し春に近づいている事を感じます。冬もゆっくりとではありますが、だんだん終わりに近づいて来ますね。と思ったら今日はみぞれになりました…。