先日のお盆休みの中、天気がカラッと晴れずに曇天模様だったので、市内の大倉山ジャンプ競技場にPCXで行ってきました。
長野オリンピックの頃は札幌近郊に住んでいたので、スキージャンプの大会があると現地に観戦に行っていました。
8月上旬にもサマージャンプ大会があったようですが、所用でこれず久々の訪問です。
家からは30分程度ですが、市内中心地からは15分程度の場所に大倉山ジャンプ競技場はあります。
自転車と兼用の二輪駐車場完備です。
駐車場からは道路を渡り長いエスカレーターで上がっていきます。
小樽水族館にあるような長いエスカレーターです。
エスカレーターを降りると右手にレストラン、喫茶。
左手にウインタースポーツミュージアムがあります。
ジャンプ場の上までリフトで上がることができるので、そのチケットはこのミュージアムの中で購入します。
せっかくなので上までのリフト券とミュージアム入場券のセット券を購入しました。
札幌市民割が適用されたので少し安く買えました。
ジャンプ場の下から。ここを上から選手が飛んできます。左右にある赤いラインを超えるとK点超えです。
ランディングバーンには「OKURA」の文字が見えます。
ジャンプ場の左手からリフトに乗ります。その区域は大会時は選手、関係者専用で一般客は入ることはできないエリアです。
リフトからは対面に階段状の観覧席が見えます。
この観覧席は、選手の踏切の飛び出しの瞬間は見えませんが、空中を飛んでくる選手の飛行曲線を見ることができます。
選手によって高い飛行曲線、低い飛行曲線の違いが分かります。
ジャッジタワーの前を通ります。
左上にある階段状の窓に5人の審判員が控え、飛型点を採点しています。
空中に飛び出すカンテ(踏切)です。向こうに見えるのが選手にスタートの合図を送るコーチのいる場所です。
カンテは上向きになっていると思っている人が多いですが、実は下向きなのです。
リフトからの上の方の眺め。
リフトを降りて、展望台の方へ行くとキツネとタヌキが下を眺めています。
上から下を見下ろします。選手はこの視線でスタートします。
着地場所の左手に見えるエリアが大会時の一般的な観戦場所です。
展望台からは札幌の街並みがよく見えます。かつてプロ野球の地方遠征で使われた円山球場も見えます。
選手たちは札幌の街中に向かって飛んでいく感じなのでしょうか?
展望台の中にはジャンプ選手のパネルがありました。
小林選手と高梨選手ですね。
展望台にはカフェがあり早速ソフトクリームを。
なぜか興部町のソフトクリームです。
かつてサロマ湖沿いの町に住んでいた時に、興部町で本場の興部ソフトを食べましたが、甘みがやや強い濃厚な味です。
一通り展望台を堪能して下りのリフトを降りると大きなパネルが。
このジャンプ場はナイター施設を備えているので、ナイターで大会が開かれることもあります。
さて、購入した券がリフトとミュージアムのセット券なのでミュージアムにはいってみます。
ここに入るのは初めてです。
中はジャンプ場の大きさの紹介や、冬季スポーツ選手の紹介、札幌オリンピックの解説や用具の展示がありました。
私の小さいころに札幌オリンピックがあったので、よく雪山で笠谷選手や今野選手の真似をしてスキーで遊んでいました。
この施設には体験コーナーもあり、私はやりませんでしたがジャンプやボブスレーの体験をすることができるようです。
最後に売店に寄ってみると、ここにも初音ミクが。
この近辺の観光地ではコラボしているケースが多いですね。
あまりに見かけるので、根負けしてアクリル立てを買ってしまいました。
今はパソコンラックの上に飾っています。
ツーリングで札幌を目的に来ることは少ないと思いますが、羊ヶ丘展望台や大倉山はバイクでも行きやすい場所なので、時間があれば寄ってみるのもありです。
なお、この大倉山ジャンプ競技場は、観光地として楽しむのもいいですが、ぜひジャンプの大会を観戦してもらいたいですね。
生で見るジャンプの迫力はテレビで見るのと段違いです。
私も札幌に来たので、次の冬は大会を見るためにまた大倉山を訪れたいと思っています。