冬は出かけるのも億劫になるので本日はアマゾンプライムで映画を見ました。

 

見たのは「硫黄島からの手紙」です。

かなり前に見たことはあったと思いますが、忘れているので見直しです。

 

私の好んで見る戦争映画のジャンルです。

もう公開から18年も経っているのですね。

言わずと知れたクリント・イーストウッドが手掛けた「父親たちの星条旗」と対をなす作品ですね。

 

この映画で嵐の二宮を初めて知りました。当時はまだ一般的には無名の方だったと思います。

 

この映画は主にその二宮演じる1兵士の視点から硫黄島の戦いが描かれます。

 

物語は現代の硫黄島での手紙の発掘シーンから始まります。

 

その後戦い前の陣地構築や司令官の栗林中将が参謀との意見の相違などのシーンが前半で描かれます。(実際の栗林中将は下っ端の兵士には受けが良かったようですが、幹部達とはうまくいっておらず孤立気味だったようです。)

 

そして圧倒的な物量でアメリカ軍の上陸が始まるシーンでは、私も当時の硫黄島での日本軍の主力小銃の九九式短小銃を手にして、画面の前のアメリカ軍を迎え撃っていました。

 

また、元憲兵の回想シーン(犬を撃つシーン)では九四式拳銃を手に取っていました。

 

最終的には栗林中将は死に、二宮は生き残るのですが、最後に二宮が米兵の腰に刺さっている栗林中将の拳銃を見てスコップを振り回しながら敵に向かっていくシーンは印象的でした。

 

外国人が作る日本を描く映画は、違和感のあるものが多いですが、この「硫黄島からの手紙」はそんなこともなく、日本人が作ったと言ってもいいような日本の描き方をしていました。

 

さすがクリント・イーストウッドです。

 

かなり前の映画ですが、かつてあった歴史を知る意味からもおススメする映画です。