帯広の周りには入場料を払って見ることができる庭園が何か所かあります。
そんな庭園の一つ、「十勝ヌップクガーデン」という所に行ってきました。
今回は入りませんでしたが、庭園内にはレストランがあり食事をとることもできます。
いずれはここで食事をとってみたいと思います。
入場料は500円、券売機で券を購入して入場です。
中に入ると日本庭園ぽい眺めが続きます。
滝のある池がありました。
この池には魚が泳いでいます。
オレンジ色の魚は鯉ですが、黒っぽい魚が見えるでしょうか?
この黒っぽい魚は幻の魚と言われている「イトウ」という魚です。
こんなところで見れるとは思っていませんでした。
この池では、売っているエサを与えることができます。ガチャガチャカプセルの自販機でエサが売っているので購入(100円)し与えてみたのですが、イトウの動きが信じられない位俊敏で、鯉が食べようとしても横取りしていく方が多かったです。
この庭園は動物と触れ合うことができるということを聞いていたので、エサやりのマッタリした時間を堪能しました。
先に進むと庭園内には川が流れているようです。
さらに進むとあずま屋がありました。
この先にはドッグランと触れ合いコーナーがあるようです。
遠くに小さな馬がいたので、柵の外から眺めていたら寄ってきました。
近くに寄ってきましたが、特になでるようなことはしなく、数分間見つめ合っていただけでした。
「エサくれ!」とでも訴えていたのでしょうか。
おとなしい馬でした。
先に進むとウサギがいるコーナーがありました。
結構たくさんいます。
このコーナーもエサの自販機があり、エサを与えてウサギたちと触れ合うことができるようです。
せっかくなので、エサを買って与えてみようと思いました。
この時点では、ウサギたちとのほのぼのとしたふれあいしか想像していませんでした。
しかし、扉を開けてウサギたちの中に入っていき、中の自販機でエサを購入して、ベンチに座ってエサを与えようとしたら、この状態です。
おびただしい数のウサギに取り囲まれました。
お分かりいただけるでしょうか?
多数のウサギの写っている1枚目の写真の右側に、ジーンズを履いた私の右足が写っているのを。
これはベンチに座った私の周りを多数のウサギに取り囲まれただけでなく、膝に乗っかられ、あまつさえ胸まで登ってきてエサをねだられている様子なのです。
もはやこれはふれあいなどという生易しいものではなく、はたから見るとウサギに襲われている人間にしか見えないでしょう。
もしこれがキタキツネだったら、私はエキノコックスに感染していたでしょう。
もしこれが鳥だったら私はヒッチコックの世界に行っていたでしょう。
それほどすさまじいエサのおねだりでした。
もし、小さな子供がエサやりしたらトラウマレベルになるかと思います。
ウサギの本質が分かったような気がしました。
この後この水車などの眺めて外に出たのですが、ウサギの印象が強烈でそれまで見た景色はすっ飛んでしまいました。
純粋に日本庭園を見たい人はふれあいコーナーを無視したら楽しめるかと思います。
また逆にウサギまみれになりたい人は、ウサギのふれあいコーナーがおススメです。