ほとんどのライダーやドライバーがあまり出会いたくないもの、パトカー。

しかし私はあまり悪いイメージは持っていません。

 

それはパトカーに乗せてもらったことがあるからです。

 

パトカーに乗せてもらったと言っても、後席に座って違反切符を切られたり、逮捕されて護送されたわけではありません。

 

もう今から50年ほど前、私がまだ5歳くらいの時のことですが、当時親が交通課でパトカー乗りだった時に、休みの日に署に用事があるといって一緒についていったら、勤務中の親の同僚の若手のパトカー乗りに呼ばれてました。

 

ついていったら、パトカーに乗せられました。

 

乗ったのは助手席で、そのまま町内1周のドライブに連れて行ってくれました。

 

目の前にはマイクやいろんなスイッチがあり、時々聞こえる無線。

 

パトカーの中ってこんな風になっているんだと、幼いながら感じていました。

 

警察のイベントでもない普通の日に、幼児をパトカーの助手席に乗せて町内1周ドライブするとは、今の時代では考えられませんね。

 

昭和40年代でしたが大らかな時代でした。

 

そんなことがあったので、パトカーはもとよりパトカー乗りの警官にもそんなに悪いイメージは持っていないのです。

 

その時以来、パトカーや白バイは恐いものではなく、事故防止のために働いている人たちという認識をずっと持ち続けているのです。