今朝起きて外を見たら晴れ。
バイク日和かと思ったら風が強い。
木の枝が相当風で動いている。
まぁ、近場なら走れると思いニンジャで近所を走ってきました。
前からちょっと気になっていた道の駅なかさつないのレストラン、昼を外した2時ごろなら空いていると思い行ってみました。
バイクは私の他に2台、車もそこそこ駐車してあります。
外にあるフードコートはそれほど混んでいません。
レストランはこの建物の中です。
計算が的中、私の他に客はいませんでした。
窓の外は手入れされた芝生です。
料理は観光地価格ですね。
メニューはこの他にもパスタがありましたがそちらも千円超えでした。
また、デザートもあるようです。
で、食べたのがこれ。
ポークソテーのデミソースです。
この十勝産の豚は柔らかく旨味のある味でご飯が進みました。ポテトもうまかったです。
美味しかったのは確かですが、値段が値段なので頻繁に食べにくるというものではないでしょう。
さて、食べ終わって帰る途中、バイクを運転しながら、この前誕生日を迎えたこともあって、この先の人生の幸せってなんだろう?と突然思い始めました。
しかし幸せというキーワードが思い浮かぶとどうしても、
「幸せってなんだっけなんだっけ、ポン酢醤油のキッコーマン」というフレーズが頭の中でグルグル回ってきました。
それで帰る途中にあったここに寄りました。
去年も来ていますが、国鉄広尾線だった旧幸福駅です。
そこそこ車はありますが混んでいるという程でもありません。
ホーム跡には列車が停まっています。
列車は中にも入れます。
1台目の列車は座席も現役の時と同じように保存されています。
上の方に見える扇風機が懐かしい。
運転席
もう1台の列車の中は写真が展示されています。
一つのコーナーはここで式を挙げたカップルたちの写真、もう一つのコーナーは昔の愛国駅や幸福駅の写真です。当時のライダー達の写真がありました。
1985年撮影とありますが、私はまだ高校生でしたね。
この写真を見ると、RZ350もツーリングバイクとして使われていたようですね。
中々幸せの答えがでないので、周りに人がいないことを確認し、「この鐘を鳴らすのは私」と思いながら鐘をこそっと鳴らしたのですが、思ったより大きな音が出たので、逃げるようにその場を離れました。
おっさんが幸福駅でひとりで鐘を鳴らすのはいたたまれないですからね。
壁や天井に大きな切符に書かれた願い事などが貼られてある旧駅舎。
過去に幸福駅に行ったことがある人は何か違和感を感じませんか?
そうです、張り紙の数が減っているのです。
地元新聞に寄れば、この旧駅舎の改築10年に当たり、週明けにいったん全部の張り紙を剥がすそうです。その準備として少しずつ剥がしているようです。
剥がした紙は、神社に奉納した後焼却処分されるとのことです。
そしてまた新たに張り紙をするスペースを確保するようです。
ちなみに書かれた内容を見てみると・・・
家族の幸せ、カップルの幸せ、健康でいることなどなど。
よく考えてみると当たり前のことですね。
つまり当たり前の毎日を過ごすことが幸せってことなのではないのでしょうか?
当たり前が当たり前でなくなった時が幸せではない=不幸というものなのではないのでしょうか?
幸せの確たる答えは見つかりませんでしたが、なんとなくそんなことを思ってしまいました。