このブログタイトルを見て、釣りをイメージした人はかなりの釣りキチだった人でしょう。
「少年の夏」とは昭和の少年たちの釣りバイブル(私も読んでました。)、釣りキチ三平のKCコミック45巻に出てくる話です。
釣りキチ三平の中で私が好きな話の一つです。
釣りキチ三平では、幻の魚と言われて、釧路湿原を舞台としたイトウ釣りの話も当時私は釧路に住んでいたこともあって好きでしたが、そのようないかにして大物を釣るかという話ではなく、ちょっと趣向の変わった話となっているのがこの「少年の夏」です。
「少年の夏」は釣りのシーンはありますが、釣りがメインではない回になっています。
この話は、主人公の三平と幼馴染のユリッペが大人の階段をこれから上っていくようなちょっと甘酸っぱい話となっています。
あまり詳しい内容は書きませんが、とにかく男にとって小学生の高学年から中学生にかけて、ふとしたきっかけで女性を意識してしまったあの頃を思い出させてくれる作品です。
物語りのラストにはみなみらんぽうの「少年の夏」の歌詞が書かれています。
みなみらんぽうと言えば「山口さんちのツトム君」を作詞作曲した人として有名ですね。
「少年の夏」は釣りを知らなくても楽しめるので、おススメの話です。
この話が載っている巻は買って損はないので、見つけたらぜひ購入してみてください。
ちなみに、私はつい最近釣りキチ三平全65巻+番外編2巻を電子コミックでまとめ買いするという無駄遣いをしてしまいました・・・