映画がヒットすると続編が制作されることが多いですが、大抵は1を超えられない駄作の作品になってしまうことが多いのではないのでしょうか?

 

スターウォーズや007シリーズは固定ファンが多く続編も面白いものはありますが、続編を続けるほど面白くなくなっていくものもたくさんありました。

 

私は多く映画を見る方ではないですが、そんな私でも2の方が面白かったと思った作品を3つ挙げてみようかと思います。

 

個人的主観なので異論は認めます。

 

第3位 さらば宇宙戦艦ヤマト

最近リメークされていましたが、これは1978年に公開されたものです。

謎の彗星帝国と戦う話ですね。

特攻精神が云々とか賛否両論があったようですが、ラストは涙なしでは見れません。

 

最後の特攻に向かう時に、生き返る雪、死んでしまった仲間や先ほど分かれた仲間たちが艦橋に出てきて振り返るシーン、バックに流れる大いなる愛、最後の沢田研二のヤマトより愛をこめて。今思い出しても涙が出てきそうです。

 

私の世代はヤマト派は999派がいましたが、私は断然ヤマト派でした。

公開当時は小学生だったので、この映画の本当の意味が分かったのはもっと後でしたが、それまでアニメは子供のものであったのが大人も見るようになった先駆的な作品かと思います。

 

第2位 トップガン マーヴェリック

2022年、最近公開の映画ですね。

1の公開の時は大学生でした。その時はリアルタイムではなく、レンタルビデオで見た記憶があります。

 

今回のトップガンマーベリックの公開時には映画館で2回見てきました。座席はもちろんF-14番を指定しました。

そして後日発売されたDVDも購入しました。

 

このトップガンマーベリックは、1のオマージュがたくさん出てきました。

細かいところを見ればツッコミどころはたくさんありますが、エンターテイメントとしては1を超えたと思っています。

 

しかし何といってもこの映画はオープニングですね。アンサムが流れる中、字幕でトップガンの説明、そして空母の甲板のシーンに切り替わり、戦闘機が発進してデンジャーゾーンが流れる。

このシーンが流れた時は鳥肌ものでした。一瞬にして30数年前にタイムススリップしたかのような感覚になりました。

 

映画を見に来ていた観客も年配のカップルが多くいました。きっと30数年前も一緒に見に来ていて、今回の続編も一緒に見に来ているんだろうなと勝手な想像をして微笑ましく思いました。

 

第1位 ターミネーター2

1991年の作品ですね。

タイムスリップモノには外れが少ない。私はそう思っています。

 

ターミネーターも未来からやってきたサイボーグですね。

2は1と違い味方になっていますが、何といっても少年との友情がいいですね。

 

特にラストシーンは涙なしでは見ることができません。

「人間がなぜ泣くかわかった」と言って自ら溶鉱炉の中に沈むT-800、手が沈む寸前のサムアップ、パソコンのモニターの電源が消えるようなシーン。(この電源が消えるような演出は最新作のターミネーター ニュー・フェイトでも踏襲されました。)

 

アメリカ映画にしては珍しくハッピーエンドではありませんでした。

でもかえってそれでこの映画を引き立たせているのかもしれません。

 

以上3作品を紹介しましたが、ヒット作の続編を制作する場合は、これらの作品のようなものを作って欲しいですね。