時々思うことがある。

この地球に人間は80億人いるが、果たしてそれらはすべて人間なんだろうかと。

もしかして中には、アンドロイドとか人造人間が何らかの目的のために活動しているのではないかと。

 

そしてそれを追うハンターのような人たちもいるのではないのか?

そんなSFチックな想像をしていると腹が減ってきたので、ラーメンでも食いにPCXを走らせたが、外は曇天の重い空模様。

 

更別のラーメン屋に着く頃は完全に雨模様。

 

しかし、この店のれんに店名がないし、壁にもない。

 

入ってみる。なかなかの映画好きらしい。

 

 

 

 

 

席に着き、おもむろに注文を伝える。

「味噌ラーメンとチャーシュー4つ!」

マスター「二つで十分ですよ!」

 

ん? このやり取り、そして外は雨、何か既視感のある情景だ。

 

ラーメンがやってくる。

 

悪くない味だ。しかし、この店のチャーシューはぶ厚い。ほかの店の倍くらいある。

確かに二つで十分だったかもしれない。

ちなみにこの店では、マスターとチャーシュー4つの会話のやり取りが成立するといいことがあるらしい。

 

美味しくいただき店を出た後に、横の壁に店名を見つけた。

 

「二つで十分ですよ。」

わかる人にはわかる店名だ。

 

あー、雨の中バイクで帰らなければならない。

まあ、ハリソン・フォードの気分になれたし、濡れながら帰るか!