せっかくのGWだったので、テーマパークへ行きました。
でもやっていなかったんです。
かき入れ時に営業してないなんて、なんて施設なんだと思いました。
なんて寸劇は置いときまして、かつてドイツをテーマにしたテーマパークが帯広にあったといいます。
1989年から2007年まで約18年間の開園期間でした。
そのテーマパークの名は「グリュック王国」。
開園当初は多くの客が入っていたようですが、バブルの崩壊などもあり、入場者は減少しついには閉園となった施設です。
グリュック王国、カナディアンワールド、いなせランド、天華園、芦別レジャーランド、テーマパークを継続して運営していくのは難しいですね。
そんなグリュック王国が現在どうなっているか行ってみました。
まずかつてのスタンダードな入口と思われる場所。
入口に立ち入り禁止の看板があり中に入ることはできません。
グリュック王国を表示する看板もかすれてほとんど見えません。
この場所からは建物の様子などはうかがえません。
かつて多くの人たちがこの入口を進み入場していたのかと思います。
場所を移動してもう一方の入口に行ってみます。
小さな橋を渡った先は立ち入り禁止の看板で中には入れません。
しかしこの場所からは、建物の様子が見えます。
何の建物かは分かりませんが、現在でも建物は健在です。
最近では心霊スポットともいわれているようですが、昼間のせいかそのようには感じませんでした。
橋の名前がかつての王国の栄華を物語っているのでしょうか?
ネットでは不法侵入で中の様子がアップされているものもありますが、基本的に中は立ち入り禁止で遠巻きでしか様子を見ることができません。
かつて何万人もの利用者で溢れかえったであろうこのテーマパークも、今では寂しげにその建物が佇むのみです。近隣の状況も帯広空港の利用者の車がポツリポツリと通行するのみです。
特にツーリングスポットではないので、寄る必要はないかと思いますが、ある意味歴史的、文化的遺構といえるかもしれないので、興味がある方なら寄ってみてもいいかもしれません。




