E席 | たのしい老後

たのしい老後

※ 個人の感想です ※

 

いつの間にか

図書館の「読みたい本リスト」

に入っていて、

 

この本を知ったきっかけも

これをリストに入れた理由も

思い出せないまま予約をして、

100人以上の順番待ちだった本、

 

「富士山」(平野啓一郎)

 

 

 

ようやく順番が来て、

すぐに受け取りに行って、

 

あっという間に

読み終わりました。

 

v(^-^)v

 

 

その表紙の雰囲気から

 

 

 

 

もっと古典文学的というか、

するっと読める気がしない小説を

想像していたのですが、

 

全然そうではなくて

するする読める短編集でした。

 

1作目の「富士山」は

文字通りあの富士山で、

 

その富士山は、

東海道新幹線の普通車両の場合、

2人掛け窓側のE席からが見やすい、

 

そんな感じで

ストーリーが始まります。

 

 

全部で5編がおさまっていて、

「ストレスリレー」という作品が

わりあい評価が高いようですが、

 

私は、この「富士山」が

いちばん心に強く残りました。

 

 

読み終えた今も

この本をどこで知って

どんな思いでリストに入れたのか

やっぱり思い出せません。

 

でも

 

「読めてよかった1冊」

とは思いました。

 

( ´ー`)
 

 

まだまだ大勢の人が

順番を待っているので

早く返却しに行ってきます!

 

(`・ω・´)ゞ