体温計の謎 | たのしい老後

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※ 個人の感想です ※

 

母の体温計の話です。

 

母は今、都内の施設で暮らしており、

自分のことはほぼ自分でできるので、

 

体温も、施設による計測のほか、

「?」と感じたときには、

持参している自前の体温計で

測るようにしています。

 

先日会いに行ったとき、

受付でたまたまお会いできた

施設のケアマネさんに様子を訊いたら、

 

「少し前にちょっと体調を崩されて

お食事もお部屋でとられたことがあります」

という話を聞きました。

 

このことは母からも

「ちょっと発熱した」と聞いていて、

『そのことだな』とすぐわかりました。

 

 

「お熱が出たということでしたが・・

でも、37.3度だったようです」

 

母にとっての37.3度は、

微熱かな・・という程度。

 

ケアマネさんの話しぶりにも

「たいした熱じゃなかったのだけど

ご本人が発熱と仰ったので・・」な

戸惑いのような感情が含まれていました。

 

 

そこはもう「報告」として聞くだけにし、

挨拶と手続きをして母の部屋に行き、

母が話すのを聞いてみたら。

 

 

「自分の体温計では37.8度あった」

 

Σ(´д`ノ)ノ

 

 

それで

 

まあまあな発熱だと思って、

すぐスタッフに報告をし、

食事は部屋食にしてもらい、

 

施設の看護師さんが

熱を測ってみたら

 

 

37.3度

 

( ´・д・)

 

 

 

1分2分の誤差は出ても、

そんなに大きな間違いは

ないだろうと思う電子体温計。

 

その短い時間のあいだに、5分、

熱が下がったのかもしれませんが、

 

母のそのときの感覚では

「下がった感」はなかったといいます。

 

 

自分では熱っぽいし

自前の体温計に数字も出ているのに、

「たいしたことない」な扱いになって

ちょっと不満と不安があった、と母。

 

外に出ることが殆どないので、

自分が感染症を持ち込む可能性は

とても低いから、まあいいか・・

で気持ちを落ち着けたそう。

 

 

にしても

 

 

体温計の謎は残ります。

 

体温が実際に下がったのか、

母の体温計が正確なのか、

施設の体温計が正確なのか。

 

電子体温計なんて、

そうそう狂うことはないとは思うけれど、

 

「次に来るときでいいから、

別の体温計を持ってきてくれる?」

と頼まれました。

 

 

別の体温計・・

母は体温計を何本も持っています。

 

父が持っていた体温計が2~3本、

母が使っていた体温計が2本。

 

そして、私が貸したままの

水銀体温計が1本。

 

 

どんだけあるねん!

 

ヽ(;´Д`)ノ

 

 

 

そのうちから適当なものを1本、

(但し水銀は除く)

持ってくるよう頼まれて

母の部屋で探すのだけれど

 

 

どこにもない

どれもない

1本もない

 

ヽ(;´Д`)ノ

 

 

 

同じような電子体温計で

5分の差異が出るのも不思議だけれど、

 

1部屋しか使っていない母の居室で

何本もの体温計が行方不明になったのも

不思議でしょうがありません。

 

(´д`)

 

 

 

これ以上、どこを探せばいいか

私も疲弊してしまったので、

 

もったいない気もするけれど

とりあえず1本買います。

 

新しいものなら、きっと

測定値も正確でしょう。

 

( = =)