古備前鑑定の権威、古陶磁鑑定美術館は、「古備前焼の年代鑑定」というタイトルの書籍を出版します。
この書籍は、私たち古陶磁鑑定美術館の、古備前焼の調査研究の成果を全て注ぎ込んで作った一冊です。
タイトルを見れば、単に古備前焼の鑑定のコツや、真贋を見分ける方法などが書かれていると想像してしまいがちですが、実はそれだけではないのです。
この本は、これまで美術史が隠してきた、【不都合な真実】を解明した、革命的一冊なのです!
簡潔にストーリーを紹介しますと、以下のようになります。
①:これまで「安土桃山時代の茶道具」と言われてきた茶道具のほとんどが「江戸時代の作品」だったことが判明
②:考古学的事実に基づいて、従来の桃山茶陶の名品を調べなおしてみたら、本物は幻レベルで少なかった
③:しかし、そのことを完全に認めずに、曖昧なまま現在も平行線となっている
④:本書が、それらの闇と謎を解明し、本当の古備前焼の年代区分と、本物の桃山時代の茶道具の特定に成功
という流れで話が展開します。
まさに、現代版宝探し、トレジャーハンティングです!
こんなワクワクできるような謎が、現代にも残されているのです。
古陶磁鑑定美術館のホームページにて、「古備前焼の年代鑑定」のあらすじを公開しています。
とても面白い内容ですので、ぜひお読みください。きっと引き込まれてしまうでしょう。