朝、ミントの葉っぱを摘んでいたら。
私の名前を車から呼ぶおじさん。
どこかで見た顔。
そうだ、私の幼い頃に、うちに下宿
していたお兄さんだよー
わかる?と言われて、
名前を呼びすてにしていました。
そう、すごい年上なのに、生意気な
私は呼び捨てだったわ。
数十年ぶりか…
毎年、母に
鳥取の20世紀を送ってくれて。
毎年、思い出す人です。
母が亡くなって、
下宿していた人達が訪ねて来て
くれています。
そう、今のお店がある場所は
離れにも、母屋にも
下宿のお兄さん達が住んで
いたんです。
いつも沢山の人が、一緒にご飯を
食べていたんだよなー
だからお店にも人が来てくれるのかも。
そんな運命なのかも。
母も、喜んでいるはず。
我が子と別け隔てなく
世話してましたもの。
会いたいと思う時は、ひとりでに
足が向くんですよね。
忙しくても、会いに来て。


