先週、母が天国に旅立ちました。
こんなに、悲しいことがあることを、初めて知りました。
とても一生懸命生きてきた母でした。とても辛抱強く、心の強い人でした。
おしゃれで、明るくて、遊ぶことが大好き。
そんな母は、田舎にお嫁に来てからずーと、苦労ばかり。
私が、大きくなってからは、本来の明るさをとり戻し、海外や国内に
家にいることよりも旅行の方が多いくらい飛び回り、大好きな洋裁や
体の為に始めたプールを楽しみ、とても幸せそうでもありました。
一方では、持病があったため、いつも痛みに
耐えており、それを心配させまいと気遣いも人一倍でした。
たぶん私しかその苦労は分からなかったと思っています。
私の子供は、母が育てました。
とても優しい、いい子たちです。人の痛みがわかる子です。
そんな子に育ててくれたこと感謝しています。
母の最期は、あっけないものでした。ありがとうもいえなくて・・・
ごめんなさい。 今から思うと数日前から、母はわかっていたように思います。
さよならが来ることを。
もっともっと一緒にいたかった。何もお返しできなかった。
寂しがっている私を、本当にみんなが気遣ってくれています。
毎日、みんなが来てくれて、心配してくれています。
いい人たちに出会えたのも、こんな素敵な母に育ててもらったからだと。
ありがとう。いつも一緒にいられて幸せでした。
今日も、母が薦めてくれた洋裁で、くにちゃんのエプロンと、娘のカーテンができました。