MACK DA MANIAK/Loco Motive (1996) | OLD 2 DA NEW SCHOOL

MACK DA MANIAK/Loco Motive (1996)

NYクイーンズのダミ声ラッパーMACK DA MANIAKが1996年にSELECT RECORDSからリリースした唯一のアルバム。当時、予備知識もなく突然リリースされたアルバムで「誰これ?」と思った記憶がありますね笑 まあ、ラップ、トラック共にアベレージだと思うけど、こんなものもあったな、ということで。
A1. Reincarnation
雷をバックに叫ぶイントロ。
A2. I'm A Maniak
TONY T.プロデュースで、ISAAC HAYES/No Name Bar使いの渋いトラックにフックで懐かしいMICHAEL SEMBELLO/Maniacの「メ~イニアック、メ~イニアック」と不気味に歌うナンバー。
A3. The Set Up
銃撃戦の短いスキット。
A4. Come On
R. BROWN制作で、甲高く響くビートに夕暮れモードのホーンが印象的な小品。
A5. 2 My Brothas
R. BROWNが手掛けた跳ね気味のビートにうっすらとピアノをループしたナンバー。
A6. Orgie
TONY T.プロデュースで、NY好きが反応しそうなジャジーなホーンを活かした佳曲。
A7. Don't Disturb This Groove
R. BROWN制作で、カンッ、カンッと響くドラムにLOVE UNLIMITED ORCHESTRA/Makin' Believe That It's Youの流麗なギターをピッチダウンしてループしたナイス・メロウ・ミディアム。タイトルからてっきりTHE SYSTEMと期待したんだけどね。
A8. F**k That S**t
ドラムがあまり好みではないかな…
B1. It's Alright Wit Me
TONY T.プロデュースで、硬めのドラムのトラックにラップを乗せた短いインタールード。
B2. What Goes Up
TONY T.制作で、J.J. JOHNSON/Pull, Jubal, Pull使いのファンキー・チューン!これはカッコいいね~
B3. It's Gonna Be Alright
R. BROWNが手掛けた曲で、悪くはないけど、ドラムが全部似ているんだよね… 
B4. S**k My D**k
短いスキット。
B5. Divorce
TONY T.プロデュース、MACK DA MANIAKがCOプロデュースで、THE METERS/Cardovaまんま使いのファンキー・トラックにクレジットはないがSALT-N-PEPAのSPINDERELLAをフィーチャーした好曲!MVにはしっかりとSPINDERELLAも出演しているのにクレジットがないのはどうしてだろうね?
B6. What Cha Gonna Do
ドラムが苦手だな…
B7. And U Know That
DONALD BROWNとTONY T.が手掛けた、なんとG-FUNKテイストのピーヒャラ・シンセとピアノ、男女のコーラスを大きくフィーチャーした哀愁溢れるNY流Gシット!これはG好きにもおススメ。
B8. Do Da Do Anthem
TONY T.プロデュースの短いインタールードながら、トラックは一番ドープだね。これを普通に曲にしてほしかったな。
B9. Real 2 Real
ジャズネタだけど、ドラムがダメだ…
(2025/09/06)