G-MO/Ballin' 4 Life (1995) | OLD 2 DA NEW SCHOOL

G-MO/Ballin' 4 Life (1995)

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(ほぼ全面改訂)

カリフォルニア州のウェストコビーナのソロマイカーG-MOが1995年にWATCH IT RECORDS/ZOO ENTERTAINMENTからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、G-MO、DEZ、McCLIFTON T. MAGEE, SR.。当時、まったく話題になりませんでしたが、スムーズなG-FUNKには驚かされたものです。後に人気がでたのも頷ける好盤ですね。

1. Family Thang

シンプルなビートにうっすらとしたベース、郷愁感のあるピーヒャラ・シンセに優し気な男性コーラスが映えるメロウG-FUNKクラシック!家族への気持ちが溢れるリリックもナイス。
2. Let Me Rip

スムーズで流れるようなシンセとほっこり系シンセが層をなすトラックにG-MOのスムーズなラップが最高なメロウ・チューン!

3. All Dese Batches

浮かんでいるようなキーボードが心地良過ぎるトラックに柔らかい男性コーラスが最高すぎるメロウを演出。やっぱり良いね~

4. Ballin'

ナイトクルージングにバッチリな80'sテイストのG-FUNK!グルーヴィーで最高だね。
5. Playa Hatas

シンプルなビートにSFっぽい短いシンセのループのトラックにBUZZとプレイヤヘイターについてラップする小品。
6. No Love

共同プロデューサーのMcCLIFTON T. MAGEE, SR.はG-MOの父親かな?サザン・フレイヴァの土臭いナンバーで、G-MOの父親もボーカルで参加しているけど、ドラムがちょっとダメかな。
7. It's An Everyday Thing To Roll (Remix)

ファンク・ビートに短いシンセのフレーズをループし、フックで高温シンセをかぶせたG-FUNKクラシック!
8. Dead Man's Point Of View

80年代な打ち込みビートに透明感のあるキーボード、ちょっと甲高いシンセもトッピングされるトラック、フックで歌うようなフロウも披露する佳曲。
9. Spell It Wit A "K"

DEZのプロデュースで、DR. DRE/Deep Coverを意識したであろう重厚なビートに不穏なシンセのトラック上でBUZZとマイクを回すダーク・チューン。
10. Gangsta Groovin'

寂しげなシンセとピアノ、ブリブリ・シンセベースが絡み合ったトラック、フックでの男性コーラスが最高な夕暮れモードのメロウ・クラシック!

(2025/09/15)