NENE CHERRY/Kisses On The Wind (1989)
スウェーデン出身で、後にイギリスで活動する女性シンガー/ラッパーNENEH CHERRYが1989年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム『Raw Like Sushi』からのシングル。プロデュースは、NICK PLYTAS & THE DYNAMIK DUO、ミックスにはJIVEのヒップホップ作品のプロデュースで知られるBRYAN "CHUCK" NEWも参加。
A. Kisses On The Wind (A Little More Puerto Rican)
大物DJのDAVID MORALESによるラテン・ハウス色濃いリミックス。オリジナルのビートを残し、完全なハウスにしていないところが好印象。
B1. Kisses On The Wind (Extended Album Version)
THE JIMMY CASTOR BUNCH/Troglodyte (Cave Man)の声ネタのイントロから、弾けるピアノ、RALPH MACDONALD/Jam on the Grooveのパーカッションを使ったラテン・フリースタイルを意識したであろう明るいダンス・ナンバー。
B2. Buffalo Blues
KOOL & THE GANG/N.T.使いの重たいビートに郷愁感たっぷりなピアノなどのトラック上でBUFFALO女子の憂いを歌ったNENEHの隠れクラシック!いやー、この曲、ほんと最高だね!(ラップは余計だったけど…) 残念なことに、この曲、CDには収録されていないんだよね… 2019年にリリースされたアルバム『Raw Like Sushi』の30周年記念盤に収録されてることを知ったけど、なぜかCDボックスには収録なしで、3枚組レコードには収録されてるという… 「Buffalo Stance」のリミックスを何曲も入れるんだったら、この曲もCDボックスに入れても良かったんじゃないのかな? (ちなみに音楽配信では入手可能です)(2025/09/20)